おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:知っておきたい「年末年始の挨拶マナー」
クリスマスが終わると、一気にお正月モードに入りますね!
今回は、お世話になった方への「年末年始の挨拶」について、一緒に確認しましょう。印象よく今年一年の感謝を伝え、新しい年も良い関係を保つためにも、挨拶を大切にしたいですね。
取引先へのご挨拶
まずは取引先の営業日の確認をしましょう。
取引先の会社が休暇に入る3日前までに、年末の挨拶をお伝えします。
年始の挨拶は、1月7日(松の内)まで、難しい場合は1月15日(小正月)までにできると良いでしょう。
親戚やお世話になっている方へのご挨拶
- 服装
カジュアル過ぎず、できれば正装でご挨拶に伺いましょう。
感謝の気持ちを伝え、今後の良いお付き合いのお願いである年末年始の挨拶は、お相手に敬意を表すためにも、身だしなみを整えましょう。
- 年末の挨拶
12月中旬から12月31日まで
- 年始の挨拶
元日は避け、三が日まで、難しい場合は、松の内である1月7日までにご挨拶をしましょう。
事前に連絡をして、ご都合の良い時間に伺うのが一番ですが、午後1時~2時頃が一般的です。
お取引先、親戚やお世話になっている方、どちらにしても、長居はせず、10分~長くても30分以内に失礼できるといいですね。
年末の挨拶のポイント
- 「良いお年をお迎えください」は30日まで
「やるべきことを全て片付けて、お互い良い年を迎えましょう」という意味で用いられていたと言われています。そのため、「良いお年をお過ごしください」は、本来の意味とは異なります。
また、大晦日である31日は、すでに新年の準備が整っているため、「良いお年をお迎えください」は、12月中旬~12月30日までに使う挨拶です。
31日に挨拶する場合は、「本年も大変お世話になり、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。」などとお伝えしましょう。
- 目上の方への挨拶表現
「良いお年を」で終わらず、「良いお年をお迎えください」と略さずご挨拶をしましょう。
- 喪中の方への挨拶表現
「良いお年をお迎えください」でも問題はないとされていますが、気になる場合は「来年もよろしくお願いいたします」を選ぶといいですね。
年始の挨拶のポイント
「明けましておめでとうございます」が使えるのは、1月7日、遅くても1月15日までとされています。
1月中旬以降は、「昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします」などが良いでしょう。
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いかがでしょうか。年末年始の挨拶は、使える期間が上記のとおり決まっています。覚えておいて、使い分けができると印象美人につながりますよ。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!