おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:知っておきたい「新年の挨拶」マナー
あけましておめでとうございます。2024年がスタートしましたね!今年も、マナーや心遣いについて一緒に学んでいけたら嬉しいです。
さて、2024年1回目は「新年の挨拶」について、知っておきたいマナーを確認しましょう。
直接お会いする方への挨拶
新年とあけましては、一緒に使わない
「新年」と「あけまして」は、同じ意味のため、「新年おめでとうございます」または「あけましておめでとうございます」とするのが正しい使いかたです。
とはいうものの、NHK放送文化研究所は ”広く一般に使われているので、誤りとはいえない” としています。
(参考:NHK放送文化研究所ホームページ内「「新年あけましておめでとうございます」は重複表現?」 より)
違和感を持つ方がいらっしゃるため、使わないほうが無難ですが、使っている人がいても「間違いでは?」と目くじらを立てないようにしたいですね。
挨拶をする期間は?
挨拶まわりは、松の内と呼ばれる1月7日までに行いたいもの。挨拶まわりでご挨拶できなかった方には、小正月である1月15日まで、新年の挨拶を行いましょう。
在宅ワークの方への挨拶
ビジネスでお世話になっている方で、直接お会いしない場合は、メールで新年のご挨拶をすると良いですね。
その際は、一斉送信ではなく、個別に送りましょう。
定型文ではなく、お一人おひとりに合わせた内容にできるとさらに好印象です。
年賀状でいただいたら年賀状で返す
年賀状をいただいた場合は、メールではなく年賀状でお返ししましょう。年賀状にメールで返すと、失礼になります。
メールを送るならいつ?
仕事始めの日から松の内(1月7日 ※関西は1月15日)までに送りましょう。
件名はわかりやすく
「新年のごあいさつ(○○株式会社 林慶子)」など、メールの内容が一目でわかるようにするといいですね。
書き出しには「賀詞」を
- 取引先の方⇒「文章の賀詞」 (例)謹んで新春のお祝いを申し上げます など
- 上司など⇒「文章、または4文字の賀詞」 (例)謹賀新年 など
- 同僚⇒「2文字、または文章の賀詞」 (例)賀春や新年おめでとうございます など堅苦しくないもの
- 後輩⇒「あけましておめでとうございます」など
文章の構成は?
1) お相手との昨年のエピソードや感謝の気持ち (例)昨年の ○○のプロジェクトでは とてもお世話になりました など
2) 今年の抱負 (例)より一層精進してまいりますので ご指導の程よろしくお願いいたします など
3) 結びのことば (例)本年もどうぞよろしくお願いいたします など
印象の良いあなたでスタートできるよう、ひとつひとつの挨拶を丁寧に行ってみてくださいね。
今年も、皆様にとってHappyでごきげんな年になりますように!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
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☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!