おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。
今回のテーマは、寒いシーズンの始まりに取り入れてみたい「薬膳的ライフスタイル』。
日毎に気温が下がっていき、本格的な冬を迎えるこの季節、ぜひ参考にしてください。
「薬膳」って何?
薬膳とは、中国で生まれた『中医学』の考えによるもので、健康を維持するための食事のことを言います。
『中医学』では昔から食材には薬と同等の効能があると考えられていて、その時の体調や季節、また体質などに応じて、適切な食材を選んで料理することがすすめられています。
生薬など珍しいものや手に入りづらいものを取り入れる必要はなく、スーパーなどにもあるような食材でも充分に『薬膳』、すなわち『健康を維持するための食事』が作れます。
寒い冬になると体調を崩しやすい方は、ぜひ身近にある食材で『薬膳的ライフスタイル』を試してみてください。
冬に向けておすすめ!「薬膳的ライフスタイル」3つ
(しいたけやごぼうなど、黒い食材が入った筑前煮)
【1】「黒いモノが良い」と覚えよう
『中医学』では、万物を『陰』と『陽』に分けたり、五行(五つの特徴)に当てはめるという考えがあります。五行で冬は、『木火土金水』では『水』になり、『青赤黄白黒』では『黒』になります。
食材では『黒いモノ』を接客的に食べることがおすすめ。もちろんバランス良く食べることが何より大切ですが、例えば以下のような黒い食材を取り入れてみましょう。
- 海藻
- ごぼう
- きのこ
- 黒胡麻
- 黒キクラゲ
- 黒豆
【2】朝は「カラダを温める」
『薬膳』には『午前中は排泄の時間』という考えがあります。『排泄』を促すため、水分をしっかり摂って、消化の良いモノ、発酵食品などを食べると良いでしょう。
水分は白湯やお湯など、温かなものがおすすめです。これは、浄化や排泄のサポートと共に、胃を温めて活動を促す作用にもなるためです。
消化の良いモノとしては、フルーツや少量の野菜がおすすめです。
数種類の具を入れたお味噌汁は、元気な一日のスタートにぴったりな朝食です。
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【3】「経絡ヨガ」で身体からもめぐりを促そう
五行で冬は『腎・膀胱』に関係が深いと言われています。『腎・膀胱』は排泄のコントロールを担っているので、機能が低下するとむくみや冷えなどの不調があらわれやすくなります。
また、ここの働きが弱まると老化サインがあらわれやすくなります。
ポーズの取り方
1) 坐位になり、両足を伸ばし、つま先が上を向くように足首を曲げます。
2) 10秒かけて息を吐きながら上半身を倒し、足をつかみます。 ※痛い場合はひざを曲げてもOK
3) 息を吸いながら10秒かけて身体を起こします。これを3回繰り返します。
このポーズを朝でも晩でも空いた時間を利用して、ぜひやってみてください。
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簡単に取り入れられく『薬膳的ライフスタイル』で、どうぞ快適で活動的な毎日をお送りください。
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。