おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今回は、冬の不調の改善がテーマ。乾燥したり冷えたり、何かと不調になりやすい寒い時期を快適に過ごすための、簡単にできる日々のセルフケアをお伝えします。
「冬季うつ」とは?
秋から冬にかけて、心身に不調をきたし、以下のような症状が出ることを「冬季うつ」と言うことがあります。
- やる気がない
- 朝なかなか起きれない
- 日中ぼーっとする
- 食欲がない
「うつ」という言葉がつきますが、いわゆる「うつ病」とは異なります。
冬季うつの原因は
- 気温が低くなることでのホルモンバランスの乱れ
- 日照時間が短くなることでのセロトニン分泌の減少
など。つまり、春になると自然に回復していくことがほとんどですが、毎冬同じような不調が出ると、ストレスになってしまいますよね。
冬季うつに負けない「簡単セルフケア」3つ
【1】朝日で整える
朝日を浴びることでセロトニンの分泌が促されて元気ややる気がアップします。
理想は朝の15分散歩ですが、カーテンを開けてしばらく朝日を浴びるだけでもOK。無理なく可能な範囲で太陽の陽射しを浴びるように意識しましょう。
【2】運動で整える
運動といっても激しい筋トレをする必要はありません。
通勤や買い物で歩く時間を、効率良く運動時間に変えてしましょう。
- いつもより大股にする
- 速度を速くする
- 姿勢を正す
の3つを意識することで、代謝がアップ。10分も歩くと冬でも汗ばんできますよ。
【3】ビタミンDとトリプトファンで整える
栄養は食事を通してバランスよく取るのが1番大切なことですが、冬に不足しがちな栄養は特に意識をしましょう。
まず、ビタミンDにはセロトニンの調整機能があり、日光浴によって皮膚でも作られる栄養素になります。
冬は日照時間が減ってしまいますので
- カツオ
- イワシ
- 卵
- きのこ
- クラゲ
などのビタミンDを多く含む食品からも補うようにしましょう。
そして、トリプトファンは、セロトニンの原料となる栄養素です。バナナ、鶏肉、カボチャ、納豆などに含まれていますので、毎日少量でよいので食事に取り入れるようにしましょう。
また、薬膳の考えでは、冬は体力や免疫力を司る『腎』の働きを助ける作用がある、以下のような黒い食べ物がおすすめです。
- ゴボウ
- 海藻
- キノコ
- 黒胡麻
- 黒キクラゲ
こちらもぜひ意識してみてくださいね。
これら3つの簡単ケアで心身を整えて、真冬でも元気に過ごしましょう!
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。