おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
春は寒暖の差や環境の変化などにより、心と身体がストレスを溜め込んで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
今回は、快適な毎日を過ごすために、簡単にできる脳腸ケアをお伝えします。
自律神経の乱れで起こる不調って?
自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などといった身体の機能をコントロールしている神経のこと。
「活動を促す交感神経」と「休息を促す副交感神経」が、シーソーのようにバランスを取って、私たちの身体を支えてくれています。
この交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまうと、以下のような不調が起こる可能性があります。
- 無気力
- 不眠
- 食欲不振
- 憂鬱感
- 不安感
- 冷え
- むくみ
- 倦怠感
さらに、これらの不調が続くことで心身のストレスはさらに増えてゆき、自律神経のバランスもますます乱れてしまう、という悪循環が起こってしまいます。
自律神経のバランスを整える!脳腸ケア8つ
自律神経のバランスを整えるためには、安定した精神状態を保つことや睡眠の質を向上すること、適度な運動を取り入れること、偏った食事をとらないこと、など様々な面からライフスタイルを見直すことが望まれます。
以下の8つのことは、いずれも自律神経のバランスを整える手助けをしてくれるアクションです。
【1】目覚めたら窓を開けて、朝日を浴びながら深呼吸をする
目が覚めたら窓を開けて、朝日を浴びましょう。「セロトニン」というホルモンの分泌を活性化して、心身共に活動的に。生活リズムが整います。
【2】シャワータイムや朝支度をしながら鼻歌を歌う
鼻歌を歌ったり、好きな音楽を聴くと、「ドーパミン」や「セロトニン」が分泌され活動的になり、腸活にもつながります。
【3】歩く時には歩幅を広くする
大股でスピーディーに歩くことで、代謝がぐんと上がります。
代謝が上がると、ダイエット効果が期待できるだけでなく、心と身体のリズムが整い、セロトニンやドーパミンが分泌されて、ポジティブに過ごせるようになります。
【4】食事の時間は食事に集中する
食事をするときは、五感をしっかり使い、集中して食べましょう。(=食べるマインドフルネス)
食べ物の色や形をみて、湯気や香りを感じ、口の中に広がる温度や味わい、固さなどをゆったり味わうことで、心の安定につながる効果が期待できます。
一人で食事する時も、ぜひスマホを一旦置いて、食事を楽しんでみてください。
【5】発酵食品を積極的にとって添加物をできるだけ控える
脳と腸には密接なつながりがあります。自律神経の乱れが腸に悪影響を及ぼすことも、逆に、腸の不調で神経が乱れたりストレスに繋がることもあります。
自律神経のバランスが乱れているなと感じたら、腸を整える発酵食品をしっかり摂って、腸をケアしましょう。
また、腸内環境を悪くする可能性がある添加物はできるだけ控えてください。
【6】夕方以降はカフェインを控える
夜にカフェインを摂ると、寝付きが悪くなることがあります。
自律神経のバランスを整えるためには、生活リズムを整えることが大切。夕方以降はコーヒーなどカフェインを含むドリンクを控えましょう。
【7】夜は湯船につかってリラックス
お風呂にゆっくり浸かって心身ともにリラックスすると、ストレス解消につながります。また、睡眠の質も高まるので、自律神経の乱れを防げます。
【8】眠る前に『今日の良かったこと』を3つ振り返る
悪かったことではなく、「良かったこと」「できたこと」「うれしかったこと」など、ポジティブな出来事を思い出してみてください。
脳をポジティブな状態にすることで、心が整い、また、リラックスした気持ちで眠りにつくことができます。
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無理なく始められそうなことや日々少しの心がけで出来ることから取り入れていただき、ぜひ快適な毎日をお過ごしくださいね。
★YouTube健康腸活チャンネルでも、様々な健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
おうかじゅんこ ハッピーアラフィフ腸活健康チャンネル ? YouTube( https://www.youtube.com/channel/UCLBEZ_9Z3AygJ5hCLoSQ0dA )
次回のテーマは、『ストップ食べすぎ!食欲を抑えるおすすめポイント』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!