おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
「お腹まわりのもたつきが気になる…」と思ったとき。
食事制限をして、内容や回数、量を見直せば、比較的早い段階で「ぽっこりお腹対策」をすることは可能です。一方、食事に気をつけてもなかなかすっきりしないしぶといパーツが、「脇腹のたるみ」。
今回のテーマは、そんな脇腹のたるみを解消するエクササイズです。
ヨガでおなじみの「かんぬきのポーズ」をアレンジしたバージョン。日常生活であまり使われることのない外腹斜筋・内腹斜筋(主に、腰をひねるのに使われる脇腹の筋肉)にアプローチして、引き締まったウエストを目指していきます。
また就寝時に横を向いて体を丸めている方は、体側をグーンと伸ばす動きを取り入れることで心地良さを感じるので、寝起きのエクササイズにもピッタリです。
それでは早速、体を動かしていきましょう!
脇腹にグッと効かせる!腕伸ばしエクササイズ
1) ひざ立ちになる
※足は腰幅程度に開き、つま先は立てておきます
2) 右足を真横に伸ばし、左手を頭上に伸ばす
※軸足となる左足の太ももは、床に対して垂直になるようにしましょう。右足は、足裏でしっかりと床をとらえます
3) 息を吐きながら、上体を右側に倒し、呼吸を5回繰り返す
※右手は右のすねに軽く添えて、体が前傾しないようにバランスを取りながら真横に倒しましょう
※右の太ももを外側に回転させるようにして、ひざをしっかり伸ばすとgood!
4) 息を吸いながら体を起こしてきたら、左手を左足の横につき、右手を頭の先に伸ばす。呼吸を5回繰り返す
※右手~右足が斜め一直線になるように、姿勢を保ちます。この姿勢がツラい場合は、左手の下にヨガブロックや厚みのある本などを置いて、高さを出してあげるといいでしょう
5) 反対側も同様におこなう
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このエクササイズはやや強度が高いので、軽めのストレッチのあとに行うのがおすすめ。体への負担を軽減させることができます。
特に腰に痛みが出やすい方は、無理は禁物です。運動に慣れている方は、左右それぞれ2~3回ずつおこなってもいいでしょう。
ぜひお試しくださいね。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!