GW中 、旅行やイベントへ出かけたり、ちょっと贅沢なおいしいものを楽しんだりと、予想以上に出費がかさんだ方も多いのではないでしょうか。
まだまだ続きそうな物価の高騰に負けないためにも、普段の生活から無駄な支出を抑えたいですね。
今日は、日々の暮らしを見直す!節約につながる習慣を3つご紹介します♪
食品ロス削減にも◎「見える冷蔵庫」を作る
冷蔵庫がごちゃついていると、中身が把握しにくく同じものを買ってしまったり、食品を傷ませたりと無駄になってしまうことも。
まずはすっきりとした「見える冷蔵庫」を習慣にして、無駄買いを避けましょう!
整理収納アドバイザーのゆりんごさんが、見える冷蔵庫のために実践しているのは4ステップ。
- 【Step1】一度全て出す
まずは、冷蔵庫の中身をできる限り全て出します。時間がない時や一気にするのが難しい方は、毎朝1段ずつチェックするのもOK! - 【Step2】期限をチェックする
期限切れのものは全て処分します。もったいないと思う気もしますが、食べてお腹を壊してしまうと、嫌な思いをしたり医療費がかかってしまうこともあるので注意しましょう。 - 【Step3】「余白スペース」を設ける
余白スペースを作っておくことも必須。急ないただきものや、食べ残しをしまうスペースがないと、すき間に押し込んでしまうことに。お鍋もそのまま入れられるスペースがあると、時短にもなりますよ。 - 【Step4】「見えるボックス」で仕切る
仕切りのボックスは透明or半透明タイプがおすすめ。シンプル好きは白アイテムで統一したいところですが、見えづらいと中身を忘れてしまうことも。見えることで在庫の確認もしやすくなるので、何を買い足すかもわかりやすくなります。
食品を無駄なく使い切るということが実は一番の節約。無駄をなくすことで節約になるだけでなく食品ロスの予防にもつながります。
(参考:忙しくても食品ロスは防げる!使いやすい「見える化冷蔵庫」の作り方)
節約になる「まとめ買い」のコツ
食品や日用品を安いからと「まとめ買い」してしまいがちですが、節約になっているのか疑問に思うこともありませんか。
稲村優貴子(ファイナンシャルプランナー)さんが教えてくれた、節約になるまとめ買いのポイントは3つ。
- 【食品】
生鮮食品を購入した場合、使い切れなければ無駄買いになってしまいます。冷凍保存ができるものは、購入後すぐに保存するようにしましょう。 - 【値引き品】
スーパーの閉店前に割引になる生鮮食品や総菜類は、使いみちが決まっている場合まとめ買いするのがおすすめ。仕事や家事が終わった後にわざわざ夜のスーパーに買い物に行くのではなく、「ついでがあれば」くらいのスタンスで活用するとよいでしょう。 - 【日用品】
トイレットペーパーや洗剤などの日用品のまとめ買いは、安いからとストックしすぎると必要な時に見つからず結局買い足すなんてことも。保管場所を決めたらそこに入る分だけ、管理できる分をだけを買うようにしましょう。
置き場所にも家賃がかかっているので、必要以上にストックしておくことはすでに無駄遣いになります。まとめ買いする目安を知り、上手に買い物をしたいですね。
(参考:まとめて買うほうがお得なの?食品や日用品の「賢い買い方」)
「手作りヨーグルト」で節約
朝食に欠かせない食品のひとつがヨーグルト。
現在は標準的な商品で1パック158円程で、税込み約170円です。以前は1パックに500g入っていましたが、現在は400gに減量されているものが多く、実質2割値上げされています。
4人家族の場合400gは1回で使い切ってしまう量なので、結構な負担になります。
稲村さんが注目するのがヨーグルトメーカー。
様々なメーカーから販売されており、本体は4,000円~7,000円ほどで購入できます。
ヨーグルト1,000gあたりのコストを比較すると
【ヨーグルトメーカー】252.4円 (※)
【市販品】425円 (170円×(1,000÷400)=425円)
1,000gあたりのコストは、手作りの方が172.6円安くなります。
家族4人が毎朝100gずつ食べて1カ月6,000g消費する場合、1か月1,035円もお得に!
家族が多いご家庭や、毎朝ヨーグルトをよく食べるご家庭であれば、ヨーグルトメーカーは食費節約に貢献度大!
ただし、一人暮らしさんや食べる頻度が少ないと市販品がお得な場合も。また、ヨーグルトメーカーの価格によっても減価償却費は変わってきます。
ヨーグルトメーカーを使えば温泉卵やサラダチキンも作れるそう。ご自身のライフスタイルに合わせて取り入れてみてくださいね。
(※4,000円のヨーグルトメーカー使用と仮定、減価償却は1回 5.6円、消費電力は1回 約6.3円、材料費 1,000gで240.5円で計算)
(参考:物価高騰に負けない!「ヨーグルト」の食費を節約する方法)
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節約につながる習慣を3つをご紹介しました。日頃の習慣を見直し、無駄な支出を少しでも抑えていきましょう!