おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
夏はまだですが、そろそろスイカが出回る時期になってきました。
全体の90%以上が水分と言われているスイカですが、水分補給や熱中症予防に毎朝食べてほしい果物です。
以前、この時期に熊本を旅して産直に寄ると、あたり一面、小玉スイカが売られていました。「夏が来る前にスイカなんて!」と驚いていると、スイカ農家の片山はつみさんが、「熊本県では小玉スイカの最盛期です」と教えてくれました。
小玉スイカにあまりおいしいイメージが無かった私に食べさせてくれたのは「ひとりじめ」という品種でした。1玉2kgから2.5kgほどの大きさで、ひとりで食べきれるサイズであったり、おいしくてひとりじめしたいという意味が込められているそう。
その名の通り、私が知っている小玉スイカの味とは全く違い、濃い甘さでやみつきになるスイカでした。
知っておきたい!「スイカ」のおいしい切り方
切り方にもコツがあるそうで、1つのスイカを皆がおいしく食べるために、真ん中の甘いところが一口目に来るようにカットしていきます。
まずは半分に切り、4等分に切るところまでは同じです。あとは、真ん中に包丁を必ず入れて三角形に切っていきます。すると、すべてのスイカに最も甘い部分が少しずつ行き渡ります。
(※先がすべて甘い切り方です)
私流!「スイカ」の食べやすい切り方と保存方法
そして、スイカといえば、保存場所に困ることもありますよね。
私は、場所を取って困るスイカをうまく保存すべく、3年くらい前からちょっと斬新な切り方でカットし、蓋つきの容器に入れ冷蔵庫で保存しています。
それは、スイカを縦又は横に半分に切り、あとは2㎝幅に縦横に切っていく切り方。
写真のように、1つ取り出すとスティック状になっています。この形状のおかげで、食べやすいのです。
そして、保存も便利です。
蓋つきの容器にきれいに入るので、冷蔵庫の場所を取りません。
たくさんあれば重ねて保存もできて、親戚が来たら、このまま机の上に置けば、小さい子供も手軽に食べられます。
おしゃれなカット方法もいろいろ!
そして、来客時はおしゃれにカットしてみませんか。それがこちら、片山はつみさんの作品。
スイカをギザギザにカットして、果肉を丸くくりぬいてのせたり…
輪切りにして、ケーキカット風にしたスイカに色々なフルーツをのせて飾ったりと、いつものスイカがおしゃれなデザートに変身します。
まとめ
暑くなってくるこの時期、おいしい小玉スイカを食べて水分補給をしたり、抗酸化作用やビタミンCそして、皮膚や細胞のコラーゲンを作る働きをしたり、血流改善や利尿作用でむくみを改善したり。
スイカには色々な健康効果が期待できます。
小玉スイカを買ったら、ぜひいろいろなカット方法を試してみてくださいね。大玉スイカでも同じようにできますよ。
なお、スイカは鮮度がおいしさに繋がります。カットして保存することもできますが、できるだけおいしいうちに食べましょうね。
次回は、「これさえあれば!手作りご飯のふりかけ」をご紹介します。作っておけば、朝ごはんにかけたり、お弁当に添えたり、おむすびに混ぜたり、色々できますよ。
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