おはようございます。ダイエット・野菜料理家やのくにこです。
料理教室の生徒から「おでんは失敗するから作らない」と言われました。一番簡単で奥深いおでん。まだまだ寒い時期はほっとする美味しさですよね。
最近のおでん屋さんは、卵が半熟で割った上に雲丹やイクラが載っていたりの豪華なものもあって、おでんのタネも様々です。私の住む愛媛は牛スジを入れるようで、煮込みに1日かけたり、3日がかりで作るという生徒もいました。
私は東京出身なので意外とシンプルに、大根メインです。
今回は、ヘルシーで時短で朝から食べても美味しい我が家流の失敗しない「時短おでん」の作り方、時短のコツ3つをご紹介します。
「おでん作り」時短のコツ3つ
- 土鍋やホーロー鍋など厚手の鍋を使うこと。保温鍋でもOK
- 大根の下茹ではレンジを使うこと
- だしを取りながら材料を煮始めること
休日の朝に!あったかヘルシー「時短おでん」の作り方
材料(2人分)
- 大根 300g
- じゃがいも 200g
- 長ネギ 1本
- 焼き豆腐 200g
- 厚揚げ 400g
- こんにゃく 100g
- ちくわ 2本
- 卵 2個
- 水 600ml
- だしパック 1個
- (A)お米 小さじ1/2
- (A)水 100ml
- (B)だし醤油・本みりん・酒 各大さじ2
作り方
1) 大根は2cm程度の輪切りにして、皮をむき、それを縦に半分に切る。ボウルに入れ(A)を加え、ラップをふんわりして600wで10分レンジにかける。
※レンジで大根の下茹でをします。
2) 水600mlとだしパックを厚手の鍋に入れ、中火で加熱する。
3) じゃがいもは皮をむいて大きめに4等分程度に切る。長ネギは5cm程度の長さに、厚揚げは4等分に切り、こんにゃくは両面に2mm間隔で格子に切り込みを入れ4cm程度の幅に切る。ちくわは半分に切る。食材は切ったら順にすぐに②の鍋に次々と入れていく。
※だしパックは沸騰したら5分程度弱火で煮出しますが、時短のため沸騰する前の鍋にじゃがいもなど煮えにくいものは一緒に次々入れてOKです。
4) 卵は別の小鍋に入れ、水を5㎜程度の深さまで加え蓋をして、中火で5分加熱する。そのまま5分置いておく。余熱で調理で、時短で節水で、ちょうど良い硬さのゆで卵ができます。
5) (3)のおでんの鍋が煮立ったら、弱めの中火にして蓋をずらして置いて10分煮込みます。
6) (B)と、レンジで加熱した大根を鍋に入れる。ボウルに残った汁も米をザルで濾して加える。
蓋をずらして置いて、さらに10分煮込む。
※大根は煮汁に浸かるようにします。
7) ゆで卵の殻をむいたら、火を消した(6)に入れて蓋をして30分置く。
※卵は加熱しすぎるとパサパサになるので、余熱でOKです。盛り付けるときに半分に切って煮汁を上からかければ、だし汁が染み込みます。
この作り方なら、余熱でじゃがいもなどの食材がやわらかくなり煮崩れせずに味が染み込みます。大根はレンジで下茹でしているので、灰汁が取れて甘みが増します。
昔はお米のとぎ汁で大根を下茹でしていたので、お米を少しだけ入れてレンジで加熱するのもコツです。
厚手の鍋で調理すると保温効果があるので、火を消してから余熱で中までじっくり味が染みて、うまみもじっくり野菜から引き出してくれます。保温鍋をお持ちの方は加熱後、保温してくださいね。
保温時間を含めて1時間で完成です。
そして、おでんはだし汁が美味しいので、だし汁を味わい尽くしたいですよね。具材が減った鍋へ、洗った春菊を加えさっと茹でると、だしが染みた美味しい春菊のおでんになりますよ。
お好みの葉物野菜で作ってみてくださいね。
飲み干したいほど、具材の旨味が溶けだしただし汁。具材は練り物やお好みのものを増やして楽しんでくださいね。味付けもだしの味を味わうために薄味になっています。濃い味が好きな方はだし醤油を増やしてくださいね。
洋風おでんはこちらから↓
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12824102917.html
次回は見た目も華やか毎朝飲みたい「ベジフルウォーター」をご紹介します。
☆この公式ブログは<毎週土曜日>に更新します。来週もお楽しみに!