おはようございます。ダイエット料理・野菜料理家やのくにこです。
おせち料理の予約販売の季節になりました。品数が多い分大変ですが、おせちの中には簡単に作れて美味しいものもたくさんありますよ。
中で特におすすめなのは「田作り」です。地味でちょっと魚くさくて、苦味もあるので苦手…という方が多いかもしれませんが、手作りするとお酒のアテにも最高に美味しい1品になります。
カルシウム豊富で日持ちもするので、常備菜としても活躍しますよ。
おせちの定番「田作り」
(昨年の我が家のおせち料理。右下に田作りが入っています)
田作りの材料は「ごまめ」。材料はカタクチイワシです。商品名が「田作り」となっていたりもします。でも、あまり見かけない「ごまめ」の代わりに「煮干し」で田作りを作ることも多いかもしれません。
「ごまめ」と「煮干し」は同じカタクチイワシの稚魚です。
何が違うのでしょうか?
「ごまめ」と「煮干し」の違い
「ごまめ」は水洗いしたカタクチイワシをそのまま網に広げて干して、水分をしっかりとばして保存性を高めたものです。まっすぐにピーンとしているのが特徴です。
「煮干し」は文字通り煮て干したもので、水または塩水で茹でてから、干します。少しくの字に曲がっています。
煮干しはだしを取るのに使いますが、ごまめでだしを取ると生くさくなるので気をつけましょう。
では、簡単で美味しすぎる田作りを作ってみましょう!
簡単でおいしい!「田作り」の作り方
材料(作りやすい分量)
- ごまめ 30g
- 素焼きクルミ 20g
- (A)きび砂糖 小さじ2
- (A)だし醤油 大さじ1/2
- (A)本みりん 大さじ1
作り方
1) クルミは粗く刻む。
2) ごまめとクルミををフライパンに入れ弱めの中火で2分炒る。一旦取り出し、フライパンをキッチンペーパーなどで軽く拭く。
3) フライパンに(A)を入れて中火で熱し、沸いたら(2)を戻し入れる。全体にからめて水分が無くなったら火を止め、バットに広げて粗熱を取る。
しっとりしていないスナック菓子みたいな、美味しい1品に仕上がります。
ごまめが手に入らない場合は煮干しで作ってもOKです。
たくさん作っておくと、常備菜としても活躍しますよ。朝ごはんに毎日食べるとカルシウムが補給でき、イライラ解消や骨太効果が期待できるかも?もちろん、おやつにもおすすめです。
次回は「今からでも間に合う!おうちクリスマス料理」をご紹介します。
あわせて読みたい
☆この公式ブログは<毎週土曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!