おはようございます。ダイエット料理・野菜料理家やのくにこです。
明日は大晦日、お節料理の準備は終わりましたか?元旦の朝ごはんに、少量でもおせち料理をお皿に並べると、新年に年神様をお迎えして、1年が始まる晴れの日になりますね。
以前の記事で、手作りすると美味しい「田作り」をご紹介しましたが、今回は「紅白なます」と「松風焼き」「伊達巻」をご紹介します。
どれも少量でも作れるレシピです。
柑橘入り「紅白なます」
まず、紅白なますは、胃腸を調える大根を使います。食欲増進や抗酸化作用もあるニンジンも使った、紅白の縁起物。まず、最初に食べてもらいたい1品です。
材料
- 大根 250g
- 人参 40g
- 塩 小さじ1/2
- 紅まどんな(みかん) 1/2個
- (A)きび砂糖 大さじ1
- (A)酢 大さじ1
作り方
1) 大根と人参の皮を剥き、細く千切りにしてポリ袋に入れ塩を加えよく揉む。
2) 水分を絞って器に入れ、(A)を加える。紅まどんなをカットして加える。
※お好みの柑橘を加えるとさわやかになります。
レンジで手軽に作る「松風焼き」
次は、鶏ひき肉で作る松風焼です。今回はレンジを使って手軽に仕上げます。
表面にケシの実をまぶし、裏面にはなにもつけないことから、裏表のない隠し事のない正直な生き方ができるようにという意味が込められていると言われています。今回は、ケシの実の代わりに、黒ごまと青のりをつけて作ります。
材料
- 鶏ひき肉 250g
- 水切り豆腐 150g
- パン粉 大さじ1
- だし醤油 大さじ1
- 本みりん 大さじ1
- 黒ごま 適量
- 青のり 適量
作り方
1) 豆腐150gはザルに置いて、1晩冷蔵庫で水切りをする。
2) 材料を全て混ぜる。耐熱容器に1センチ程度の高さにして平に入れ、ラップをする。電子レンジ600wで5分30秒加熱して、そのまま5分庫内に置く。
3) 食べやすい大きさに切って、黒ごまと青のりをそれぞれつける。
レンジで加熱するので、しっとり仕上がります。普段のお弁当のおかずにも活用できますよ!
甘さ控えめ。「伊達巻」
材料
- 卵 3個
- 真鯛の刺身 30g
- 砂糖 大さじ1と1/2
- みりん 大さじ1
- だし醤油 小さじ1/2
- だし汁 大さじ1
- 油 小さじ1
作り方
1) 真鯛を小さめに切って、すべての材料をフードプロセッサー又はミキサーに入れる。
2) 卵焼き器に油を入れ中火で熱し余分な油をペーパーで拭く。側面もしっかり拭いておく。
3) (1)の卵液を流し入れたら、弱火にしてアルミホイル2重で蓋をして5分焼く。表面が乾いてきたらフライ返してゆっくり返して、1分弱火で焼く。
4) 巻きすにラップを敷いて、(2)を焼き目を下に置いて巻いていく。輪ゴムでとめて10分以上放置して形をつける。1㎝程度に切って並べる。
伊達巻は買ってくるご家庭が多いかもしれませんが、手作りすると美味しいですよ。
作り置きをして、元旦の朝にお節料理をお皿に並べて、1年の始まりを祝いましょう。
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今年はこの連載をご覧いただき、ありがとうございました。来年も朝ごはんに役立つちょっとしたレシピをお伝えしていきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
次回は来年1月6日(土)に美味しい「七草がゆ」の作り方をご紹介します。
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