おはようございます。野菜料理家 やのくにこです。
今日は、今の時期におすすめしたい、朝食にもぴったりの旬フルーツをご紹介します。
とろける食感♪朝ごはんにおすすめのみかん「紅まどんな」
柑橘のおいしい季節がやってきました。温州みかんの収穫が始まると、愛媛県は50種類以上の柑橘の旬がスタートします。
この時期おすすめしたいのは、なんといっても「紅まどんな」です。
カットすると高級スイーツ店が作ったゼリーのような仕上がりで、お歳暮に大人気のみかんです。
南香と天草の愛媛のオリジナル交配品種で、外皮もじょうのう(薄皮)もとても薄く、果肉はとろける食感。品種名は「愛媛果試第28号」。「紅まどんな」はJA全農の登録商標で一定の品質をクリアしたものが「紅まどんな」として出荷されます。
規格外は「愛果28号」で販売されることが多く、小さいものや酸味が少し残るものなどが少し抑えた価格で販売されています。
「紅まどんな」のおいしい食べ方
柑橘は少し常温で置いておくと酸味が抜けるので、数日置いてから食べるのがおすすめです。
紅まどんなは外皮が薄いので、手で剥くと実も一緒にむけて、果汁がしたたってしまいます。写真のようなスマイルカットにすると、果汁ごとおいしくいただけますよ。
スマイルカットは、まず、横に半分に切って、また半分に切り、笑った口元のようにカットします。果肉と皮の間にナイフを入れておくと食べやすさがアップします。
写真左側のように、外皮でカップを作って果肉をのせると、おもてなしのデザートにもおしゃれに作れます。
キャロットラペに入れてもおしゃれでおいしいし、おせち料理の紅白なますに加えてもおいしいですよ。
作り方はこちら↓
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12719263589.html
風邪予防効果があるビタミンCも豊富に含まれ、スマイルカットをすると皮を手で剥く手間も不要。じょうのう(薄皮)もそのまま食べられるので、朝ごはんにも手軽に食べられます。
愛媛のおいしいみかん「紅まどんな」を、ぜひ一度、食べてみてくださいね。
次回は、鍋の素を使わなくてもおいしい鍋が楽しめる「鍋のつけダレ」をご紹介します。
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