みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。

心が楽になる2品弁当。連載第222回目の2品弁当は

• ごぼうの味噌肉巻き　
• ブロッコリーのやわらか煮

のレシピをご紹介します。

ごぼうをやわらかく食べやすくするために、試行錯誤して作った肉巻きです。

ごぼうはレンジで下ゆでしてやわらかく。また、肉巻きにするときに丸く巻くとごぼうの部分が太くなって食べにくいので、横1列に並べて噛み切りやすくしてみました。

やわらかいので、小さなお子様でも食べられますよ！味噌味も、ごぼうと豚肉にとてもよく合います。

肉巻きのあとはブロッコリーをやわらかく煮て。フライパン1つで仕上げる2品おかず、ぜひお試しくださいね。

幼児も食べられる！「ごぼうの味噌肉巻き」「ブロッコリーやわらか煮」2品弁当

1品目　ごぼうの味噌肉巻き

材料（1人分）

• 豚薄切り肉　4枚
• ごぼう　1/2本
• 酢　小さじ1
• 塩　適量
• 薄力粉　小さじ1/2
• 味噌　小さじ1
• みりん　小さじ1
• 油　小さじ1

作り方

1）　ごぼうはたわし等で洗い、皮付きのまま8cm幅程度にきり、縦に4等分する。

耐熱容器に入れて、ひたひたの水（分量外）と酢を入れて、電子レンジ600wで3分加熱する。
※ごぼうによっては固めのものもありますので、さわってみて固かったら追加加熱してください。

ザルにあげて水気を切り、さらしや紙タオルなどで水気をしっかりとり、味噌とみりんを混ぜてごぼうにからめる。

2）　肉に塩を軽くふり、味噌をからめたごぼうをおく。味噌が出ないよう、肉を2枚並べて端も包み込む。同様に2個作る。

※中の味噌がでると焼く時に焦げる場合がありますので、味噌が出ないよう包み込みましょう

※ごぼうに火が通りやすいよう、4本並べて包みます

3）　薄力粉を全体にまぶし、フライパンに油を入れて中火で熱し、巻き終わりを下にして入れる。

表面に焼き色をつけ、フライパンの蓋をして蒸し焼きにして火を通す。

※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です

4）　取り出して好みの大きさにカットする。

※このあとフライパンは洗わずに、2品目の副菜を作ります

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2品目　ブロッコリーのやわらか煮

材料（1人分）

• ブロッコリー　50g程度
• ベーコン　1枚
• 水　1/4カップ
• 塩　ひとつまみ

作り方

1）　ブロッコリーは小房に分け、ベーコンは1cm幅に切る。フライパンに水と一緒に入れて蓋をして強めの中火で熱する。

2）　ブロッコリーがしっかりやわらかくなるまで煮たら、蓋をあけて水気をいりとばし、塩で味をととのえる。

2品弁当の詰め方プロセス

1）　ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。今回は、幼児用のアルミ弁当箱を使用しています。ごはんは半分詰めます。

※冷ます時には割りばし等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます

2）　主菜を切り口が見えるように詰める。カットするときに弁当箱の高さと合わせるとキレイです。

3）　空いているところに副菜を詰める。

4）　ごはんに梅干しをのせて黒いりごまをちらす。

※分量外の材料（ごはん1人分、梅干し 1個、黒いりごま 適量）

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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか？

今回は、お子様でも食べやすい柔らかいおかずということで、50年前に私が使っていた幼児用弁当箱に入れてみました。ひみつのアッコちゃん。とってもなつかしいです。

あんなに使っていたのに、50年たってもこんなにきれいなまま。アルミの弁当箱は軽くて丈夫で素晴らしいなと、いつもこの弁当箱を手にすると思います。

味噌風味のごぼうの肉巻きと、やわらかく煮たブロッコリー。今回も簡単な2品です。毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。

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「心が楽になる2品弁当」のルール

• おかずは2品だけ
• 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
• 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
• 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当

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料理研究家　かめ代。

公式サイト　「 kameyo レシピと暮らし」　https://kameyogohan.com/

☆この連載は＜毎週日曜日＞に更新します。来週もどうぞお楽しみに…！