みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第114回目の2品弁当は
- 揚げ卵
- 牛ごぼう
のレシピをご紹介します。
まずは、大さじ2の油で「揚げ卵」を。残った油で、片栗粉をまぶしたごぼうを揚げ焼きにします。
そのごぼうを牛煮に入れて一緒に加熱することにより、自然なとろみを出して液だれしない「牛ごぼう」が完成!
朝は忙しいので、作りやすく無駄のない手順にしてみました。お弁当ですので、揚げ卵はしっかり中まで火を通しましょう。普段のごはんの献立には、半熟の揚げ卵にして牛ごぼうにのせていただくのもおいしいですよ♪
簡単なのに満足度が高い2品弁当。ぜひ試してみてください!
大さじ2の油で簡単!「揚げ卵」「牛ごぼう」2品弁当
1品目 揚げ卵
(材料)1人分
- 卵 1個
- 油 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
(作り方)
1) フライパンに油を入れて中火で熱し、卵をそっと割り入れ、白身を菜箸などで内側に寄せて、形を整える。
2) ヘラで、パタンと半分に折り、形を整える。
3) フタをして3分程度、じっくり中まで火を通す。
※途中様子をみて裏返し、焦がさないように揚げ焼きにしてください
※中央をヘラでさわってみて、固くなっていたら取り出してください
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。フタも必要です
※このあとフライパンは洗わずに、2品目の牛ごぼうを作ります
2品目 牛ごぼう
(材料)1人分
- 牛こまぎれ肉 100g ※なるべく赤身の部分を使用してください
- ごぼう 1/4本(25g)
- 片栗粉 小さじ1
- (A)水 大さじ2
- (A)酒 大さじ1
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)砂糖 大さじ1/2
(作り方)
1) ごぼうは3mm幅の斜め切りにして片栗粉をまぶし、中火で熱したフライパンに並べて揚げ焼きにする。
※揚げ卵を作った後の油でごぼうを揚げ焼きにできます。油はこれ以上増やさないようにしてください
2) ごぼうを両面こんがり焼いたら取り出し、フライパンに残った油を紙タオル等でふきとり、(A)と牛肉を入れて、牛肉の色が変わるまで炒め煮にする。
3) ごぼうを戻して強めの中火にして全体を混ぜる。
4) 汁気を炒りとばす。
※ごぼうにまぶした片栗粉からとろみが出ます。あまり加熱しすぎると焦げやすくなるので、しっかりとろみが出たら火を止めてください
※冷めると牛脂が浮きやすいため、お弁当にはなるべく脂の少ない赤身の部分で調理してください。こちらのレシピはとろみがついてパサつきませんので安心してください
2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は丼弁当に。ごはんを弁当箱に入れて冷ましておき、海苔をちぎって敷く。
2) 牛ごぼうを左側に詰める。
3) 半分にカットした揚げ卵を右側に詰める。
4) 紅しょうがを添えて、牛ごぼうに七味唐辛子をふる。
※分量外の材料(ごはん1人分、紅しょうが、七味唐辛子)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
今回は、先に油を使って卵のおかずを作ってから、その油を利用して牛ごぼうを作りました。この手順だと、油も無駄なく利用できるので、忙しい朝もスムーズに調理出来ます。
今回も、白ごはんが進むおかずです。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!