11月6日:今日は「低GI週間(11月1日から11月7日まで)」
「低GI」と呼ばれる食品を食べると、肥満やメタボリックシンドロームなどの予防や改善に繋がると言われています。
さて、よく「低GI」と聞きますが、具体的にはどのような食品なのでしょうか。今日は低GI食品について調べてみました。
低GI食品とは?
そもそも「GI値」とは「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指数のことだそうです。一般的にGI値が55以下のものが低GI食品と呼ばれています。
GI値は、高い食品だと血糖値が上昇しやすく、反対に低いと緩やかに変化するのが特徴なのだそう。血糖値が一気に上昇すると、糖尿病や肥満を招いてしまうため、生活習慣病を防ぐためには、このGI値が低い食品が好ましいとされています。
では、一体どのような食品を選べば良いのでしょうか?
例えば穀物の場合は、ライ麦パンや玄米、そばなどが数値が低め。
野菜なら、葉野菜やブロッコリー、さつまいもなど。お菓子を食べるときは、ケーキやせんべいよりも、ゼリーやナッツがGI値が低めだそうです。
朝食で考えてみると、バターたっぷりのクロワッサンやあんぱんなどはGI値が高いため避けて、ライ麦パンに卵やチーズをのせたり、葉野菜でサラダを作ったりすると良さそうですね。
食品のGI値はネットで検索するとすぐ確認できますが、精製されていない穀物、デンプン質の低い野菜、食物繊維の豊富さなどを重視しながら選ぶと分かりやすいそうですよ!
(参考:山梨県厚生連健康管理センター|「食品のGI値」を活用し、健康な体をつくりましょう!)
(参考:全国健康保険協会 和歌山支部 保健グループ|■食べ方で血糖値の上がり方が変わる!?)※PDFデータが開きます
いきなり全ての食品のGI値を確認して、数値が低い食品で揃える…のは、なかなか難しいとおもいます。
まずは、朝ごはんの中でGI値が高いものを控えてみたり、トーストのジャムを控えてフレッシュフルーツを食べたり、精米ではなく玄米ご飯を選んでみたり…少しずつ取り入れるとよいかもしれませんね!
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低GI週間(11月1日から11月7日まで)」
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す「Glycemic Index」(GI =グライセミック・インデックス)の研究を行っている日本Glycemic Index研究会が制定。GI値の低い「低GI」の食品を食べることで肥満やメタボリックシンドロームなどの予防や改善につながるとの考えから、その認知度の向上と理解を深めてもらうのが目的。11月1日の「低GIの日」をシンボリックな記念日として、その日から1週間を「低GI週間」とすることで、この期間に「低GI」の食材を中心とした食生活にトライするきっかけとしてもらう。