朝を楽しむ「朝美人アンバサダー」のみなさんに、朝時間にまつわるお話を届けていただく連載です!
おはようございます。朝美人アンバサダーの春野あゆみです。
皆さんは毎朝どんな風に時間を過ごしていますか?
朝は気持ちよく目覚めて、お気に入りの服やメイク道具で身支度を済ませ、朝食は健康に配慮したものを。
時間にも気持ちにもゆとりがあるから、出発前には家も片付いていて帰宅後もリラックスできる。
そんな暮らしに憧れながらも現実は毎朝バタバタで忙しくて余裕なし!という方も沢山いらっしゃると思います。
そんな方におすすめしたいのが、持ち物を減らして今より身軽に暮らす「シンプルライフ」です。
「シンプルライフ」で毎日がもっと楽しくなる理由
実は、シンプルライフと時間は切っても切り離せない関係。物が多いと「管理」「手入れ」「選択」「掃除」などにとにかく時間を取られるからです。
例えば、洋服。
クローゼットにはたくさんのワードローブがあるのに、「着ていく服が決まらない!」なんて悩むことはありませんか?
- デザインは好きだけど何だか着心地が悪い
- 他の服と合わせにくい
- そもそもあまり気に入ってない
- お気に入りだったけどサイズが合わず痩せたら着ようと思っている
…など。そう、着ない服には理由があるはず。
そんな服のための
- 洗濯したりアイロンをかけたりクリーニングに出す「手入れ」
- 衣替えの「管理」
- 「どれ着て行こうかな」と悩む「選択」
といったすべてのことに、あなたの大切な時間が奪われていることに気が付いていますか?
もっと言えば大して気に入っていない服が詰まったクローゼットにも、その分のスペースの家賃を払っているのです。
これは逆に、物が少なければそれらに費やす時間やお金が他のことに使えるようになる、ということ。
それが例えば1日10分としても、1週間では70分。1年では3,650分=約60時間(2日半)。
それだけの自由な時間があるとすれば、かなり色々なことが出来ると思いませんか?例えば
- 時間があるときに読みたかった本を読む
- 大切な家族とゆっくり旅行する
- 前から行きたかったレストランで食事を楽しむ
- 子ども達が寝た後にゆっくりネイルケアする
などなど。
暮らしをシンプルにすることで生まれる時間やお金や心のゆとりで、『いつかやりたいこと』の『いつか』を今にすることが出来るのです。
それがもし叶うとしたら、皆さんの毎日はもっと楽しくなるのではないでしょうか。
使うのは「袋」!シンプルライフの始め方
それでは、シンプルライフの始め方をお伝えします。
用意するものは「袋」だけ。ビニール袋でも紙袋でも構いませんが、なるべく大きめのものがおすすめです。
【1】小さな場所から始めよう
最初はお財布や普段使いのバッグ、メイクポーチなどからスタートしましょう。
まずは、中身を全て出します。そして大切なものや気に入っているもの、必ず残す必要があるものだけを元に戻します。
不要なものは処分します。
そしてここがポイントなのですが、気に入ってもいないけれど捨てる勇気がないものは元の場所には戻さずに、保留にして最初に用意した袋にどんどん入れていきます。
保留袋の中身は、1~3ヶ月程度を目安に、使わなかったものは思い切って処分しましょう。
フリマアプリやリサイクルショップで売る予定の場合も、同じく保留袋に入れて、同じくらいの期間内に手放すことを意識してみてください。いつか売ろう、と思いながらも手付かずなものは逆にストレスの原因になるからです。
【2】慣れてきたら使用頻度の高い物に取り掛かる
小さな場所から始めて
中身を全部出す
↓
必要なものだけ戻す
↓
不要なものは処分
↓
判断に迷う物は保留袋へ
という方法に慣れてきたら、次は使用頻度の高い物に取り掛かってみてください。具体的には服や靴・化粧品・食器などです。
使用頻度の高いものはそれだけ目にする機会が多いため、達成感や暮らしの変化を感じやすくなります。
数が多い場合は「今日はこの引き出し」と範囲を区切るといいですね。
なかなか時間が取れない場合は、10分だけ、20分だけなどタイマーで時間を決めて、集中して取り組むのもおすすめです。回数を重ねるごとに手放すことへのハードルも下がっていきます。
【3】家の中に不要な物を持ち込まないように心掛ける
特に買い物をしたつもりはないのに、なんだかごちゃごちゃしている…そんな風に思うことはありませんか?
物は私たちが思う以上に知らず知らずのうちに増えています。ポストに届くダイレクトメールや何気なく作ったお店のポイントカード、好みではないプレゼントやお土産、毎日のレシート、試供品など、私たちの意志とは関係なく入ってくる物も実は多いのです。
それらをなんとなく受け入れるのではなく、家の中に持ち込まないように意識するだけでもずいぶん変わります。
自分の好みに合わない頂き物などは感謝して手放しましょう。受け取って御礼を伝えた時点で、その物の贈り物としての役割は完了しているからです。
なんとなくとっている物を手放して、本当に大切なものやお気に入りに囲まれた毎日は、今までと違う満足感や充実感を与えてくれます。
まずはお財布から、ぜひ試してみてください。
【プロフィール】春野あゆみさん(オンライン講師)
関西在住、4歳・9歳の子ども達と料理が趣味の夫の4人家族です。自宅でオンラインで講師業をしながら、Instagramでは『ママの大人時間』を発信。旅行関連のアンバサダーも務めています。
旅行と読書が大好きで、京都には毎月通うほど。モットーは「いつか完璧に、より今日から1つ」。四季の移り変わりに幸せを感じられるような豊かな暮らしを心掛けています。
■Instagram:@haruno.ayumi
朝美人アンバサダー2023のみなさんのプロフィールはこちら >>(https://asajikan.jp/ambassador_2023)