部屋の中の汚れが気になっても、なかなか重い腰が上がらない時ってありますよね。
掃除道具を出して、家具を移動させて…という掃除に取り掛かるまでの準備に時間や手間がかかってしまうのが、その原因かも知れません。
片づけは得意でも、実は「掃除」が苦手という整理収納アドバイザーのサチさん!得意分野の「収納」の力で、掃除への取り組みのハードルをなんとか下げるようにしているそうです。
今回は、サチさんが実践している、苦手な掃除のハードルを下げる「収納の工夫」5選に沿って、収納方法に加えて、おすすめアイテムの活用法、収納実例などをご紹介していきます♪
整理収納アドバイザーが実践!掃除しやすくなる「収納の工夫」5つ
【1】見て見ぬふりをなくす!掃除道具は「使う場所」に置く
掃除道具を取りだすのが面倒だったり、時間がないのを言い訳に、汚れをついつい見てみぬふりをしてしまう…そんなことありませんか?
「掃除道具を使う場所=収納場所」にしておくと、気づいた時にパパッと掃除がしやすくなりますよ。掃除の回数も自然と増えて、汚れやごみが溜まってしまうのを防ぐメリットも◎
【2】家族も巻き込む!「誰でもわかる場所」に道具をしまう
家族と同居している場合、家の中はみんなで暮らす場所。掃除や片づけも一緒に行い、協力しながら心地よい空間を作っていきたいですよね。
そのためには、誰でもわかる場所に掃除道具をしまっておくのがおすすめ。
子どもから大人まで使いやすい掃除機、フローリングワイパー、コロコロクリーナーなどを目に付きやすい場所に置いておけば、家族全員を巻き込んで家中をこまめに掃除できそうです。
【3】ものを「移動しやすくしておく」
掃除機をかける時や拭き掃除をする時など、モノを移動させるのが億劫に感じることってありますよね。ましてやそれが重たいものだと、後でいいや…と手を抜いてしまうことも。
そんな時、モノが移動しやすくなっていると、掃除がとってもラクになります。
一番手軽なのが、家具や収納道具にキャスターを付けること。力を入れずに移動できるようになります♪
- コロコロさせれば掃除しやすい◎「キャスター」収納アイデア4つ
整理収納アドバイザーのみほさんも、自宅の収納にキャスターを活用しているそう!
粘着テープ式のキャスターは、元々ある家具や収納グッズにペタッと貼るだけでOKなので手軽♪
洗剤や飲み物などを収納しているファイルボックスに取り付けたり…
おもちゃの収納ボックスの底にもキャスターを付けているそう。
また、重たいホームベーカリーはDAISOの木製キャスタートレーの上に置いています。元々は植木鉢をのせるためのアイテムですが、これなら動かしづらいホームベーカリーの下や後ろなども、しっかり掃除ができますね。
(参考:コロコロで掃除がラクになる!プチプラ「キャスター」収納アイデア4選)
【4】接触面を最小限に!「予防掃除」を心がける
「予防掃除」という言葉を知っていますか?
予防掃除とは、汚れを溜めにくくするために工夫をすること。
特に、水まわりには大きな効果があると言われています。モノを浮かせたり吊るしたりして接地面を少なくすることで、嫌なぬめりやカビを発生しにくくします。
サチさんのお宅では、歯ブラシやうがいコップを浮かせて、掃除の手間をできるだけ少なくしているそう!
こまめに掃除をすることも重要ですが、そもそも汚れにくい環境を整えることも重要ですね♪
- 他にもある!「予防掃除」実例
シャンプーやソープ類によるぬめり、湿度が高くカビも発生しやすい浴室におすすめなのが、吊り下げ収納。
フックや吸盤などを活用して、洗顔フォームや洗剤、シャンプー、リンスなどを浮かせることで、汚れを防いでくれます。
掃除がしやすくなって、より気持ち良い空間をキープしやすくなりますよ◎
画像提供:RoomClip
(参考:いつもキレイでいたいから。「掃除のしやすい」部屋づくり3つ、片づけのプロが実践!苦手な掃除のハードルを下げる「収納の工夫」5選)
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年末の大掃除で苦労した方も、来年こそはこまめに掃除をして、汚れやホコリを溜め込まないようにしたいですね。
「掃除しやすい部屋づくり」の工夫、ぜひ参考にしてみてくださいね♪