おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
私はお掃除が苦手なので、日々、ラクにお掃除できる収納づくりを試行錯誤しています。
さて、掃除機をかけるたび、床に置かれたモノを持ち上げるのは、とても面倒ですよね?もっとラクに掃除したい、と考える中で見つけたのが「キャスター」です。
床に直置きしているモノに「キャスター(=小さな車輪)」をつけると、びっくりするほどモノを動かすことがラクに◎掃除がとてもスムーズになりますよ。
今回は、プチプラで買えるおすすめの「キャスター」を、活用法とあわせて4つご紹介します。
【1】100均で買える!粘着式キャスター
粘着テープ式のキャスターは、お家にあるものに貼るだけで、簡単にキャスター収納ができあがるので、手軽でおすすめです!
わが家のカップボード下にはファイルボックスを使って、洗剤や飲料などを収納しています。ファイルボックスにはキャスターはついていないので、以前は、奥を掃除しようとすると引きずりながら移動させる必要がありました。
ファイルボックスの下にキャスターをつけたら、驚くほど手軽に引き出せるように。お掃除へのハードルがぐんと下がりました。
【2】360℃回転タイプのキャスター
1つ目の粘着式キャスターは一定方向(前後)に動くタイプでしたが、こちらは、360℃回転するタイプです。
100均では見つけられず、私はAmazonで購入しました。
我が家では、子どものおもちゃ収納ボックスに張り付けて使っています。360℃動くタイプだと、自由自在に動くので小さなお子様でも軽々と動かせます。もちろん、お掃除もラクです。
さらに、もうひと工夫!
キャスター収納を始めて学んだことがひとつ。それは、マスキングテープなどで養生してから粘着タイプのキャスターを貼るとよいということです。
こうすうと、キャスターが不要になった時に簡単に取り外せますよ。
【3】重いたいモノは「台車」で軽々移動
ホームベーカリーは重いので、床に直置きしてしまうと、どけてまで掃除しようという気がなかなか起こりません。
そこで、見つけたのがDAISOの木製キャスタートレーです。これ、本来は植木鉢をのせるための商品で、売り場もガーデニング関連の棚です。
キャスターの可動もスムーズ、造りもしっかりしていています。ほかには、四角いタイプや金属でできたタイプなどあり、のせたいモノに合わせてチョイスできますよ。
【4】キャスター台を手作り
粘着タイプのキャスターやサイズの合う台車がなければ、手作りキャスター台もおすすめ!
米びつをのせているのこのキャスター台は、DAISO製品でDIY。最初に紹介した粘着タイプのキャスターを、適当なサイズの板に貼り付けただけです。
素人のDIY感満載のキャスター台ですが、重たい米びつを引きずらずに動かせるので、気に入っています。
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ファイルボックスやおもちゃ箱などの収納アイテムにキャスターをつけたり、重い家電や米びつなどをキャスターの付いた台車にのせるだけで、モノを持ち上げる面倒から解放されて、重たいモノも手軽に動かせるので、お掃除がラクになります。
一度キャスターの便利さに惚れてしまうと、家中キャスターだらけになりますよ!
私は、整理収納アドバイザーになった今も、トライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しています。
ご紹介した収納のヒントが、みなさんの忙しい朝の時短に少しでも役立てば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!