「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
第4回:早起きに欠かせない!早寝できる夜の過ごし方(前編)
おはようございます!朝活手帳作者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも
「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」
「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」
「突然できた自由時間を持て余してしまう」
…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方を紹介します。
第4回の今回は、早寝するための夜の過ごし方をテーマにお届けします。
「リベンジ夜ふかし」って何?
「リベンジ夜ふかし」という言葉を知っていますか?
日中や寝る前まで忙しく、思い通りの時間を作れなかったとき、夜、やっと自分の時間がとれた!と思うと、明日ツラくなるのがわかっているのに、腹いせのように夜ふかししてしまう…これを最近では「リベンジ夜ふかし」と言うそうです。
もちろん、夜ふかしが全部ダメなわけではありません。夜ふかしすることで日中のストレスが減るのなら良いのですが、リベンジ夜ふかしの場合、ダメだダメだと思いながらついしてしまうため、そんな自分にあとから嫌悪感を抱きがちです。
早寝早起き生活を定着させたい…そう思ってるのにもかかわらず、望まない夜ふかしをしてしまう場合、日中の時間を思い通りに過ごせていないストレスが原因になることも。
まずは、昼間の時間を思い通りに使えない理由を探っていきましょう。
とはいえ、夜早く寝よう!と思っても、家族の都合、子どもの都合、仕事の都合など様々な事情があり、自分ひとりのがんばりでは解決できないことも多いですよね。
でも、あきらめることはありません。
夜は家で食事、家事、お風呂、家事、寝る準備など、多くの方はルーティンが決まっています。一番解決したい問題点が分かれば行動に移せますので、一緒に考えていきましょう。
早寝ができない理由は3つ
長年の研究の結果、早寝ができない理由は、大きく次の3つです。まずは、3つのうちどれが大きな要因かを探っていきましょう。
【1】仕事や家事が終わらなくて早寝できない
仕事や家事が終わらず早寝できない問題とは、次のようなものです。
- 会社の方針や社風の問題でなかなか早く帰れない
- 繁忙期はものすごく忙しく、家に帰ったら寝るだけ
- 仕事で疲れて帰るのに家でも家事をしなきゃいけない
- 育休明けの時短勤務で限られた時間しかないのに業務内容は相変わらず多くて、処理が追いつかない
- 周りは定時退社しているのに、自分だけ残業していて、もしかして私って仕事が遅いのかも…
- リモートワークで周りの仕事ぶりが見えないから「仕事してるアピール」を少しでもしないと、と思ってつい頑張っちゃう
【2】家族の都合(家族が夜型、塾の送迎など)で早寝できない
家族の都合で早寝できない問題とは、次のようなものです。
- 子どもが小さくて夜泣きがあったり、寝かしつけをしたりして時間がかかる
- 子どもの塾やクラブ活動の送迎で時間がかかる
- 家族が夜型なので、それに合わせて食事やお風呂などの準備をするため遅くなってしまう
【3】ついダラダラしてしまって早寝できない
ダメだと思っているのについダラダラしてしまう…まさに今日紹介した「リベンジ夜ふかし」になるときは、明日以降のこんなことを後回しにしたくてダラダラし、その結果モヤモヤすることが多いです。
- 資料を作りたくない
- 会議に出るのが嫌
- 勉強したくない
- あの人に会いたくない
- できない現実を突きつけられるのが嫌
- 手順を調べるのがめんどうくさい
この場合、気になっていることを後回しにしたいと思う原因をを探り、それを解消することがカギとなります。
***
さて、あなたの「夜ふかし」は、この3つのうちどれにあたりますか?
明日公開予定の後編では、上記の3つの「早寝できない問題」の解決策について紹介します。どうぞお楽しみに!
☆本連載は毎月1日・2日に公開します。