マスク、汗ムレが原因!夏の肌荒れを悪化させないスキンケア法

 

大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。

今の時期は汗が出やすいことに加え、マスクの装着によって「口元が蒸れる」「ポツポツ吹き出物が出る」と感じる人が増えています。

そこで今回は、夏のマスク肌荒れを悪化させないためにおすすめのスキンケア法をご紹介します。

マスク肌荒れの原因って?

マスク

マスク生活が始まった頃「肌がガサガサする」「肌が荒れる」と感じる人が増えました。

その原因は、マスクの繊維による摩擦です。

マスクの繊維が長時間肌に触れることで、肌がカサついたり、ガサガサと荒れる、ポツポツとした吹き出物などの肌荒れを招きやすくなります。

しかし、マスク肌荒れを招く原因は繊維による摩擦だけでなく、肌が乾燥していることも関係しています。

肌の水分や油分量が少なく乾燥した状態は、肌表面にある角質が細かな逆むけが起きたような状態となり、ここに繊維が触れ、カサつき、ガサつき、吹き出物を加速します。

また、夏は体温を調節するために発汗、肌の乾燥を防ぐために皮脂の分泌が盛んになります。

マスクで口元を覆うことで通気性が悪くなる上、繰り返して繊維が触れてしまうことで肌荒れを招きます。

肌荒れを招きにくくするためには、肌に優しい布タイプのマスク、口元に触れにくい構造のマスクを使用する、日々のスキンケアで肌荒れしにくい肌に変えていくことが大切です。

夏の肌荒れを悪化させないスキンケア

マスク肌荒れを招く「乾燥」は、肌の水分量と油分量のバランスが崩れていることが原因です。

カサつき、ガサつき、吹き出物の悩みには

スキンケア

1) クレンジングでメイク汚れ、洗顔で落ちきれていない汚れを落とす

2) コットンまたは手のひらに化粧水をたっぷり含ませ顔全体に広げる

3) コットンまたは手のひらを優しくおさえながら化粧水を浸透させる

4) オールインワンゲルまたはシートマスクでパックする

5) 乳液、クリームをなじませる

カサつき、ガサつきの特徴は特に水分量が低く、水分も油分も逃げやすい肌環境です。

オールインワンゲルはゲルの性質によって水分が蒸発しにくく、長時間水分をとどめておくことができます。

シートマスクは美容成分が配合されているため、バリア機能を安定させるセラミド、肌の水分量を高めるヒアルロン酸、コラーゲンが配合されているものを取り入れるのがおすすめ。肌のカサつき、ガサつきを整え、摩擦ダメージを予防、吹き出物を落ち着かせ悪化を防げます。

スキンケアを塗るとピリピリする悩みには

スキンケア

1) クレンジングでメイク汚れ、洗顔で落ちきれていない汚れを落とす

2) 手のひらに乳液をとり、顔全体に広げる

3) 手のひらを優しくおさえながら肌に浸透させる

4) コットンまたは手のひらに化粧水をたっぷり含ませ顔全体に広げる

5) コットンまたは手のひらを優しくおさえながら化粧水を浸透させる

6) 乳液、クリームをなじませる

スキンケアを塗った時にピリピリ感を感じる場合は、肌のバリア機能が低下し過敏になっている状態です。(化粧水などにアルコールが含まれていると余計に感じやすくなります)

洗顔後に乳液をなじませることで肌を保護し、刺激を感じにくくさせることができます。油分→水分→油分とミルフィーユのように交互に重ねるスキンケアで肌を整えましょう。

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マスク摩擦に負けず、夏の肌荒れを悪化させない肌づくり。いつものスキンケアの参考にしてくださいね。

☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!

 

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Written by

美容家 寒川あゆみ

大阪 谷町九丁目エステサロン private salon Laule’a代表。
自身の悩みから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。サロンワークのほか、美容ライターや講師、美容家として幅広く活動中。

ホームページ:https://aymstory.wixsite.com/ayumisougawa
blog:https://ameblo.jp/aymxx29
Instagram:@laulea.beauty

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