おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今回は、体重増加や体調不良の原因となる「食べ過ぎ」を抑えるためにできるちょっとした心がけや、日々取り入れられるケアをご紹介します。
つい食べ過ぎてしまう…何が原因なの?
何事も、原因を知ると、対策や改善がしやすくなりますよね。食べ過ぎをやめたい場合、まずは食べ過ぎの原因を知るところから始めましょう。
【1】過度な糖質摂取による食べ過ぎ
糖質を過度にとると血糖値は急上昇します。急上昇した血糖値は、その後一気に下がっていきますが、その段階で空腹感を得やすくなります。
糖質の高いデザートなどを食べた後、お腹がいっぱいなはずなのに『お腹が空いた』と感じることがあるのは、このように脳がだまされてしまうからなのです。
【2】栄養不足による食べ過ぎ
魚肉、大豆製品などといったタンパク質や食物繊維が不足することでも血糖値の急上昇を起こしやすくなり、満腹感が得られにくくなってしまいます。
【3】ストレスによる食べ過ぎ
ストレスが溜まることにより『ノルアドレナリン』という神経伝達物質が分泌されます。この物質が『もっと食べたい』という欲求を刺激します。
また、欲求を抑える働きを持つ『セロトニン』は、過度なストレスにより減少しますので、ストレスを溜め込むことは『食べ過ぎ』を加速させてしまう原因となるのです。
食べ過ぎを防ぐ!原因別・3つのポイント
【1】栄養不足にならない食事を心がける
タンパク質や食物繊維などの栄養が不足した状態では『満腹感』が得られにくいため、食べ過ぎにつながってしまいます。
毎日の食事で、魚肉、大豆製品などのタンパク質と、野菜、海藻、きのこ類などの食物繊維をしっかりとるようにしましょう。
また、食事の際、食べる順番を意識することで血糖値の急上昇を防ぐことができますので、味噌汁など汁物→副菜など野菜→魚肉、大豆→炭水化物(ご飯やパン)という順番を心がけてください。
【2】スイーツは食後に
スイーツが食べたい時には、空腹時を避けて食後に食べるようにしましょう。
また、ダイエット中でしたら、一日の中でも代謝が一番良いランチ後がおすすめです。
【3】ストレスケアを心がける
仕事や人間関係によるストレスを溜め込んでしまうと、『食べたい』欲求が増してしまいます。
ストレスを溜め込まないように、がんばっている自分のことを毎日しっかり褒めてあげましょう。褒めることで、ストレスを和らげる作用のある『セロトニン』が分泌されます。
また、セルフマッサージやセルフハグにも『セロトニン』の分泌を促す作用がありますので、一日がんばった自分の心と身体を癒やしてくださいね。
以上のケアを取り入れて『食べ過ぎ』を防止して、ストレスを溜め込まない快適な日々をお過ごしください。
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次回のテーマは、『ダイエット中のご褒美は大切!チートデーを設けて無理なくシェイプアップする方法』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!