「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「今日から始めよう!人生を楽しみ尽くす『朝活の手引き』」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんが、朝活を始める前にやると良い事、早起きをするためのコツ、おすすすめの色々な朝活(ホテルモーニング、イベント、朝ノートなど色々)…など、朝活初心者さんの第一歩を応援する「朝活の手引き」を毎月届けてくれます♪
第2回:1日を「できた!」から始めるヒント(前編)
おはようございます!株式会社 朝6時代表、国家資格キャリアコンサルタントの池田千恵です。
この連載では、「早起きして何すればよいか分からない」「朝活って勉強したり運動したりと意識高い感じで敷居が高そう」「早起きに一度チャレンジしてみたけど、うまくいかなかったのでツライというイメージしかない」といった早起き初心者さんに向け、朝活のイメージが変わる朝時間の楽しみ方を紹介します。
今回は、起きるのが楽しみになる!?ポジティブな気持ちで1日をスタートできる「早起きできた貯金」について解説します。
「早起きできた貯金」を始めよう
前回の記事では
「朝活=ツライと思ってしまうのは、朝の時間で今までツライことをしていたからかも」
とお伝えしました。「朝活したい!」と思う方は真面目で一生懸命ながんばり屋さんが多いので、つい背伸びした目標を立てがちです。けれども
- 明日こそ早起きしようと思っていたのに、眠気に負けてできなかった
- 疲れていて起きられなかった
- 子どもを早く寝かしつけることができなかった
など、朝から「できない」が何度も続くと、心理的にしんどくなってしまいますよね。
まじめに取り組もうとすればするほど、「できなかった」に目が行ってしまう…そんな方におすすめしたいのが、「早起きできた貯金」なんです。
文字通り、目標の時間に起きられたら、貯金箱にお金を入れて貯金するだけ!
100円でも10円でもいいのです。これだけで、朝から「できた!」に目を向けやすくなります。
早起きできなかったことを罰しないのがコツ
実は、まじめな人がよくやりがちなのが、「早起きできなかったら罰金」方式です。
でもこれは、私は「ゼッタイにやっちゃダメなやつ」だと考えます。
失敗したとき罰を与えることになる「早起きできなかったら罰金」は、できないのにお金が増えることになりますよね。
早起きできなかった、というマイナスなことがあったのに、お金が貯まる、という嬉しいことがあると、アクセルとプレーキを両方踏んでいるような気持ちになり、スッキリしません。
できたことと、うれしいことはセットにする。
これがポイントです。
早起きでなくても、腹筋とかスクワットといった、ちょっとした積み上げも「できたとき貯金」にするとモチベーションがあがりますよ。
朝活は「成功」「失敗」でジャッジしないでOK
朝活に成功も失敗もありません。あるのは「積み上げ」だけです。
朝活は、365日、毎日挑戦できます。たかが1日失敗したからって、落ち込む必要はないんです。積み上げられてうれしくなることから始めてみましょう。
明日公開予定の後編では、「早起きできた!」がトクになるようなヒントについてさらに紹介します。お楽しみに!
☆本連載は毎月1日・2日に公開します。