おせちの残りで簡単!「かまぼこのジョン」「韓国風雑煮」2品弁当

 

みなさま、明けましておめでとうございます。料理家の「かめ代。」です。

今年も、「心が楽になる」2品弁当レシピをたくさんご紹介していけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

さて、心が楽になる2品弁当。連載第123回目は

  • かまぼこのジョン
  • 韓国風雑煮

のレシピをご紹介します。

年末年始は、美味しい和食を食べる機会が多いかもしれませんので、ごま油を効かせて韓国風にしてみました。まずは残った紅白かまぼこを「ジョン」に。そして、お正月で余ったお餅で韓国風のお雑煮に!

韓国料理の「ジョン」は、肉や野菜などに小麦粉と溶き卵をつけて焼く料理。普段からおやつでよく食べられているチヂミに比べて、正月などおめでたいハレの日に作られるメニューです。

今回もフライパン1つで2品作ります。簡単な2品弁当。ぜひお楽しみください。

おせちの残りで簡単!「かまぼこのジョン」「韓国風雑煮」2品弁当

「韓国風雑煮」「かまぼこのジョン」2品弁当

1品目 かまぼこのジョン

材料(1人分)

  • かまぼこ 5切れ程度(1cm幅)
  • ごま油 大さじ1
  • 薄力粉 小さじ1
  • (A)卵 1個
  • (A)塩 ひとつまみ
  • 春菊の葉 適量 ※あれば

作り方

1) ボウルに(A)を入れて混ぜる。フライパンにごま油を入れて中火で熱し、かまぼこに薄力粉をまぶして(A)をからめて並べ入れて、春菊の葉をちぎってのせる。

かまぼこのジョン

2) 春菊の上に少しずつ卵液をのせていく。

※春菊がはがれにくくなります

かまぼこのジョン

3)  下がこんがりと焼けたら裏返す。

かまぼこのジョン

4) 両面が焼けたら、側面も焼く。

かまぼこのジョン

かまぼこのジョン

※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。蓋も必要です
※このあとフライパンは洗わずに、2品目の副菜を作ります

2品目 韓国風雑煮

材料(1人分 スープジャー :  容量0.38L使用)

  • 豚バラ肉 50g
  • キムチ 80g程度 ※塩分量が漬物により異なりますので量は調整してください
  • 水 150cc
  • 餅 1個
  • しょうゆ 小さじ1程度 ※量は調整してください
  • ジョンを作った後の溶き卵の残り 適量

作り方

1) スープジャーに熱湯を入れておく。

スープジャー

2) 豚肉は3cm幅に、キムチは食べやすく切る。フライパンを中火で熱し、豚肉とキムチを炒める。

韓国風雑煮

3) 水を入れて強めの中火で熱して餅を入れる。

韓国風雑煮

4) 沸騰したら軽くアクをとり、溶き卵を入れたあと、しょうゆを入れる。

韓国風雑煮

5) 温めておいたスープジャーの熱湯を捨て、(4)を入れる。ぴったり蓋をしてランチタイムまで保温調理すれば完成。お昼には餅もやわらかくなります。

韓国風雑煮

2品弁当の詰め方プロセス

今回はスープジャー弁当ですので、詰め方もとても簡単!

小さな弁当箱にかまぼこのジョンを入れるだけ!スープジャーには炒りごまを散らしています。

2品弁当の詰め方

スープジャーは、あれば保温袋に入れて持って行くと、寒い日も昼まで熱々のままキープできますよ。

※分量外の材料(いりごま 適量)

*****

今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?

お正月に残りがちなもので作ってみました。お餅は熱々の雑煮にしたら、お昼も食べやすいですし、かまぼこも、火を通すおかずにするとお弁当にも安心です!

「韓国風雑煮」「かまぼこのジョン」2品弁当

冬はスープジャーを利用して。簡単で温まる2品弁当をお楽しみください。

******

「心が楽になる2品弁当」のルール

  • おかずは2品だけ
  • 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
  • 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
  • 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当

******

料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しい朝でも作れる♪「心が楽になる2品弁当」

人気料理研究家のかめ代(かめよ)さんによる、弁当メニューとレシピ、詰め方レッスン。時短で楽に作れておいしい2品弁当、唐揚げや卵焼きなど定番お弁当おかずやおにぎり、お手軽レンジおかず、ダイエット中に役立つヘルシーレシピ、傷みを防ぐコツも。
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング