おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
ダイエットや健康、美容とも深い関係にある『睡眠』。今回はその重要性や、「睡眠の質」を高めるために取り入れたい簡単な生活習慣を5つお伝えいたします。
ダイエットの効果がアップ!「睡眠の質」を高める生活習慣5つ
睡眠が大切な理由
寝不足が続いたり睡眠の質が低下すると、疲労が溜まり、また、自律神経のバランスも乱れるため、心と身体に次のような悪影響が出ることがわかっています。
- 集中力、仕事効率の低下
- 活力の低下
- 疲れが取れない
- 便秘
- 冷え
- 肌荒れ
- 体重の増加
など。
1日8時間眠ると、私たちは人生のおおよそ1/3の時間を睡眠に費やしていることになります。つまり、30歳までの間で既に10年も眠っていることになるのです。
それほど長い時間をしめる「睡眠」の質をより良くすることは、日々のパフォーマンスを上げることへの近道にもなるのです。
睡眠とダイエットの関係
ダイエットや美容のためにも、睡眠は重要です。
睡眠中に分泌される『成長ホルモン』には、筋肉を発達させたり脂肪を燃焼したり、美肌にかかせない肌のターンオーバーを正常にしてくれる働きがあります。
また、食欲を抑える『レプチン』というホルモンも睡眠中に分泌されると言われていますので、しっかり眠ることはダイエットの頼もしい味方になるのです。
上質な睡眠を得るための5つのポイント
今日から始められる◎上質な睡眠のための生活習慣をご紹介しましょう。
【1】朝日浴
朝日を浴びることで神経伝達物質『セロトニン』が分泌されます。
『セロトニン』は良い睡眠を取るために必要な『メラトニン』の元になる物質となりますので、朝しっかりと『セロトニン』を分泌することが大切です。
【2】深呼吸
深呼吸には自律神経のバランスを整える作用がありますので睡眠の質を高めてくれます。
朝昼晩、仕事の合間など、呼吸に意識を向けて『ゆっくり息を吐く』『ゆっくり息を吸う』を10回ほど繰り返すようにしましょう。
【3】トリプトファンを含む食品を摂取
睡眠の質を助けてくれる『メラトニン』。この元になる『トリプトファン』、『ビタミンB6』は、バナナ、納豆、ナッツ類、魚類などに多く含まれます。
日々の食事でしっかり摂るようにしましょう。
【4】カフェインは夕方まで
コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶などに含まれるカフェインには覚醒作用があります。身体を冷やす原因にもなりますので、ダイエットにとっても摂り過ぎは禁物です。
特に夕方以降の摂取は控えるようにしましょう。
【5】睡眠の1~2時間前に入浴
湯船に20分ほど浸かることで体温は上昇します。その後1~2時間かけてゆっくりと体温が下がります。
この、体温が下がった時が、睡眠導入の理想的な体温となります。
良い睡眠の導入により朝の目覚めも良くなり、日中も心身共に快適に過ごせるようになります。入浴後1~2時間後に眠れるよう、毎日の就寝時間を調整してみましょう。
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以上、睡眠の質を高める5つのポイントをご紹介しました。無理せず、取り入れられることからぜひ始めてみてくださいね。
毎日心地よく眠る「睡眠力」を高めて、ダイエット効果を高めながら、快適な毎日をお過ごしいただけたらと思います。
次回は、理想の食べ合わせで腸活力をアップするポイントをお伝えします。どうぞお楽しみに!
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