「手足」を1単語の英語で言うと?
この日本語を英文にすると?
「手足が冷えるのならマフラーを首に巻くといいですよ。」
長い文を英語に直す時、まずは、「ネ」を区切りに入れながら、文を意味のまとまりに分けましょう。
上の文の場合は、「手足が(ネ)/冷えるのなら(ネ)/マフラーを(ネ)/首に(ネ)/巻くと(ネ)/いいですよ(ネ)」となります。
最後のグループが「いいですよ」だと考えると、どれが主語がわからなくなります。その場合、最後2つのグループをまとめて「巻くといいですよ」だと考えましょう。
「巻く」というのは、包帯のように「ぐるぐる巻きにする」というより「身にまとう」というニュアンス。「身にまとう」は wear ですから、
It’s good to wear ~(~を身にまとうのがよい)
という文型を使います。
英語では “文末焦点”( end focus )と言って、重要な情報や新情報(この文でいうと(「手足が冷えるのなら」や「マフラーを首に巻くといいですよ」)をよく文のあとのほうに持ってきます。
その情報が2つある場合、どちらをあとに持ってくるかは、話者の気持ちによります。
なお、muffler は「オートバイの消音装置」という意味で使うことが多く、英語ではマフラーを表すのに scarf のほうがよく使われます。
これなら通じる日本人の解答例
If your hands and feet are cold, you should wear a scarf around your neck.
英語ネイティブの解答例
「手足が冷えるのならマフラーを首に巻くといいですよ。」
It’s good to wear a scarf (around your neck) if your limbs [hands and feet] get cold.
If your hands and feet get cold, wearing a scarf will help.
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- wear ~:~を身にまとう
- If:もし~なら
- limb:手足
- you should ~:~した方がいい
- scarf:マフラー
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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