おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
気候だけではなく、生活や環境などにおいても変化が多い季節が「春」。不安や緊張、イライラなどが起こりやすく、ポカポカした穏やかな陽気とは裏腹に、「心が晴れない」という方が決して少なくありません。
そこで今回は、ヨガの呼吸法をひとつご紹介していきたいと思います。
使うのは “手(指)” のみ。心がギュッと押しつぶされそうになった時、ぜひ試してみてください。
心を緩める呼吸法「ナーディ・ショーダナ」
「ナーディ・ショーダナ」は、片鼻ずつ交互に呼吸を繰り返すヨガの呼吸法。酸素をバランスよく取り入れることで自律神経が整い、リラックスできるといわれています。
それでは右手を用意して、始めていきましょう。
- 右手の人差し指と中指を曲げたら、手のひらを自分の方に向ける
- 親指で右の小鼻を押さえ、左の鼻から息を吸い一旦止める
- 薬指で左の小鼻を押さえ、親指を離して右の鼻から息を吐く。そのまま右の鼻から息を吸って一旦止める
- 親指で右の小鼻を押さえ、薬指を離したら左の鼻から息を吐く。そのまま左の鼻から息を吸って一旦止める
この一連の呼吸を、まずは5回ほど繰り返しおこなってみてください。
回数や時間に細かな決まりはありません。呼吸を繰り返すうち「心が落ち着いてリラックスしてきたな」と感じるのを目安に、試してみてください。
心がざわつくときだけでなく、なかなか寝付けない夜にもオススメです♪
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!