おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は、旬のいちごを味わうトーストアレンジをご紹介します。少ない材料で手軽に作れるので、朝ごはんはもちろん、甘いものが食べたいときのおやつにも。とっても簡単なので、お菓子作りは少し苦手…という方でも作りやすいですよ♪
春らしく甘酸っぱいトーストで、ごきげんな朝時間になりますように!
今週のセルフケア食材「いちご」
いちごの効能
- 胃の調子を整える
- 消化を助ける、吐き気を抑える
- 肝の調子を整える
- 気持ちを落ち着かせる
いちごは消化を助けてくれる食材。胃もたれや食欲の湧かないときにもおすすめです。
また、薬膳では春先には少し酸味のある食材が良いと考えられています。春になると木々がのびのびと育ち、動物が活動し始めるように、人の体も活発に動き出します。ただ、あまりにものびのびとしすぎると、上に上にとエネルギーが上昇しっぱなしになり、なんとなくイライラしたり、気持ちが落ち着かずに怒りっぽくなったりすることも…。
「あたまにくる」とも表現される上りすぎた感情のエネルギーを、きゅっと締めるのが酸味の力。酸っぱいものを食べると、自然と顔や身体がきゅっと縮むのと似ています。
春に少しイライラを感じたときはいちごや柑橘類を、香りを楽しみながら食べてみてください。
甘酸っぱいスイーツみたい♪簡単「いちごのチーズケーキ風トースト」
材料(1枚分)
- 食パン(6枚切り) 1枚
- いちご 3粒
- クリームチーズ 36g(18gの個包装タイプ×2個)
- ギリシャヨーグルト 20g
- 砂糖 小さじ1
- レモン汁 小さじ1/4
- 蜂蜜、タイム(お好みで) 各適量
作り方
- クリームチーズを室温に戻し、砂糖を加えてよく混ぜる。柔らかくなったらヨーグルト、レモン汁を加え、均一になるまでよく混ぜる。
- いちごは濡らしたキッチンペーパーで表面を優しく拭き…ヘタを落とし、縦4等分にスライスする。
- 食パンをトースターで焼き色がつくまで焼く。(1)のクリームを塗っていちごを並べる。器にのせ、お好みで蜂蜜をかけタイム(ハーブ)を添える。
ポイント
いちごは洗うよりも濡れたペーパーで拭きとる方が、香りがよく残りますよ♪
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!