おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
寒い朝はほっこりと温まるものが食べたくなりますよね。そんなときにグラタンよりも手軽に作れ、レンジとトースターで仕上げるのでとても簡単な「グラタントースト」をご紹介します。レンジを上手に使うとホワイトソースも失敗なく作れますよ。
今週のセルフケア食材「乳製品」
牛乳・チーズの効能
- 体液を作り乾燥から体を守る
- お通じをスムーズにする
牛乳をはじめとする乳製品は、薬膳では「体を乾燥から守る食材」とされています。コップの牛乳を飲んだ後、内側に白い膜がはっていますよね。これは豊富な脂肪分によるもの。同じ原理で、体の中でも膜をはって内側から乾燥から守ってくれます。
秋冬は肌や喉、鼻などが乾燥することで風邪をひきやすくなるので、牛乳やチーズなどの乳製品はとてもおすすめ。普段の食事に牛乳を使ったメニューを取り入れたり、ブラックコーヒーをカフェオレやラテに変えたりして、乾燥しにくい体を作りましょう。
失敗なし!レンジホワイトソースで簡単「グラタントースト」
材料(2人分)
- 食パン(4枚切り) 2枚
- 玉ねぎ 1/4個
- ベーコン 2枚(ハーフなら4枚)
- 薄力粉 大さじ1
- 牛乳 150ml
- バター 10g
- ピザ用チーズ 30g
- コンソメ(顆粒) 小さじ1/4
- 塩 少々
- パプリカパウダー(お好みで) 適量
作り方
1) 玉ねぎは薄切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。
2) 耐熱ボウル(溢れ出ないように少し大きめのもの)に(1)を入れ、薄力粉を振り入れる。
3) 箸で混ぜて全体に粉がなじんだら牛乳を1/3量(50ml)加え、600Wのレンジでラップをせずに2分加熱する。
4) 残りの牛乳を2~3回に分けて加えて都度よく混ぜる。コンソメ、塩、バターを加えてさっと混ぜ、再度レンジで1分×2~3回ほどとろみがつくまで加熱し、都度よく混ぜる。
(※ボウルが熱くなるので気をつけましょう)
5) パンの淵に沿って周りを1cmほど残して周囲に浅く切り込みを入れる。中央を指で押してくぼませ器状にしたら(3)を入れてチーズを散らし、トースターで焼き色がつくまで焼く。仕上げにお好みでパプリカパウダーを振る。
ポイント
- 薄力粉は始めに具材とまんべんなく馴染ませましょう。ダマを予防できます
- ホワイトソースは加熱中溢れやすいため、大きめのボウルを使用してください
- パンに切り込みを入れるときは貫通させないよう、浅めに包丁を入れましょう
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!