おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
前回の記事(台湾の定番朝ごはん「鹹豆漿(シェントウジャン)」)はいかがでしたか?注ぐだけで簡単に出来、これからすすむ乾燥の時期にもぴったりなので、ぜひお試しくださいね。
さて今日は、レンジで簡単にできる「バナナのパンプディング」をご紹介します。漬け込み時間ゼロ。レンジで完成なので洗い物も少なく済みます。朝の忙しい時やおやつにぴったりの一品です。
薬膳的セルフケアポイント「バナナ」
今回はパンプディングのトッピングにバナナを使います。実はバナナは、今の時期の体にぴったりの食材。
バナナの効能
- 熱を冷ます
- 肺を潤わせ、便通をよくする
暑い日と、秋の訪れを感じる日が行ったり来たりする今の時期は、体にも「熱と乾燥」が同居しやすくなります。起きた時ののどの痛みや、少し便秘気味になっている方もいるのではないでしょうか。
それは秋の訪れとともに空気の乾燥がはじまっているから。そんなときはバナナを美味しく食べて、夏のほてりを取りつつ乾燥対策をしましょう!
レンジにおまかせ!時短カンタン「バナナのパンプディング」
材料(1人分)
- 食パン(4枚切り) 1枚
- バナナ 1/2本
- (A)牛乳 180ml
- (A)卵 1個
- (A)砂糖 大さじ1
- (A)バニラエッセンス 3滴(あれば)
- 好みのジャム 適量
- 粉糖、ミント お好みで
作り方
1) 耐熱の容器にパンを6等分にちぎって入れる。バナナを7~8ミリ幅に切る。
2) (A)を良く混ぜ、(1)に流し込み、パンをひっくり返して全体に染み込ませる。バナナをトッピングし、好みのジャムを散らす。(今回はブルーベリーを使いました)
3) ふんわりとラップをし、500wのレンジで約5分加熱する。好みで粉糖を振り、ミントを散らす。
フレンチトーストのような味わいを楽しめるパンプディング。
パンに卵液を染みこませる時間がいらなく、焼くためのフライパンも使わないので、実はフレンチトーストよりも簡単なんですよ。ぜひお試しくださいね。
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☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに。