「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第15回:手帳にまつわるプチストレスを解消しよう(前編)
おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。
この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
連載15回目の今回は手帳にまつわるプチストレスへの対処法について解説します。
みんな悩んでいる!?手帳の「マンスリー」or「ウィークリー」の使い分け
昨年末に私が開催した「朝活手帳」を使いこなすためのセミナーで、参加者の方から次のような質問がありました。
手帳のマンスリー(月間)ページには何をメインに書いたらいいのかがわかりません。
マンスリーに書いたことを、ウイークリーに連動させて書く必要がありますか?
ウイークリー(週間)ページに書いた内容は、マンスリーには書かなくていいものなのでしょうか?
どこに何を書いたらいいのかがまとまりがなく、最終的に振り返った時にとても見づらいです。そのため年の後半には手帳を書くモチベーションが下がってしまい、なんだかもったいないと思ってしまいます。
…これらは、手帳を使う多くの方が抱えている悩みだと思うので、私なりの解決策を紹介しますね。
ちなみにマンスリーページとは、月の予定が一覧で見えるページのことです。
ウィークリーページとは、1週間の予定が一覧で見えるページです。
マンスリーとウィークリーは「同期させない」のがポイント
結論から言うと、マンスリーとウィークリーは同じものを書き写さない、つまり同期させないのがポイントです。
同期させようとすると、人間ですから必ずヌケモレやダブリに悩まされます。毎回「絶対に習慣化する!」と決めていたとしても間違えるときもありますし、書いたり書かなかったりして結局どこに何が書いてあるかわからなくなってしまうからです。
では、どうすれば良いでしょうか?ヌケモレやダブリを防ぐためには
マンスリーページには「相手がいる予定」を書く=最終的なゴール
ウィークリーページには「自分との約束」を書く=ゴールに至るまでのプロセス
このルールで記入してみてください。
なお、「自分との約束」には「相手がいる予定のための準備」も含まれます。
例えば、マンスリーページに「15時までに資料を送付」と書いた場合は、ウィークリーページにはその時間までの準備(例えば、関連するキーワードを検索して資料を集める、資料の構成を考える、など、自分がしなければいけないタスク)を書きます。
これで、何をどこに書いたかわからなくなる…ということがなくなります!マンスリーとウィークリーの使い分け方で悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。
明日公開予定の後編では、アナログ手帳ならではの「消せない」悩みの解決法についてお伝えします。どうぞお楽しみに。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆後編「予定変更や書き間違い…手帳の「消せない」お悩み対処法』は、2/2(火)公開予定です。