4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
メイクに使うコスメの中でも、アイライナーは目元の印象アップに必要不可欠なアイテム。けれども「力加減がわからなくていつもガタガタに」「アイラインが濃すぎて不自然な目元になってしまう…」など、悩みや苦手意識をもっていませんか?
そこで今朝は、誰でも簡単にきれいな目元を作るアイライナーの使い方をご紹介します。
簡単なのに効果絶大!自然できれいな目元になる「ダブルアイライン」の引き方
「時間をかけたのに…」不自然なアイライン2パターン
見た目の印象は目元で決まる、と言われることもあり、メイクでは特にアイメイクに力を入れる、という方が多いのではないでしょうか。実際にアイメイクはとても重要なパーツです。
しかし、せっかく手をかけてアイメイクを施しても、アイラインの引き方次第で不自然になり、魅力が半減することがあります。
【1】ラインの太さに微妙な左右差があるパターン
【2】まつ毛のキワに隙間があるパターン
このいずれのパターンも、目元に不自然な印象を与えます。元々の美しさを引き立たせるナチュラルメイクを目指す場合は特に、アイラインが「自然に見える」ことはとても大切です。
アイラインは必要 or 不要?
毎日メイクをする時は正面から鏡に向かいますよね。けれども、真正面で人と接する機会は意外と少ないもの。実際は横顔の表情や、まばたきした節目の表情がよく見られているそうです。
アイラインは、そんな横顔やまばたきの瞬間を美しく見せる効果があり、上手に使えば美人度を一気に高められるのです。
周囲に与える印象アップのためにも、アイラインを手抜きせず上手に使うのが賢女といえるのではないでしょうか。
簡単でキレイ!アイライン上手になる「ダブルアイライン」
そんなアイライナーの引き方の説明でよくあるのが「まつ毛の間を埋めるように」というもの。実際に試してみた方もいるかもしれませんが、この方法は慣れていないと非常に時間がかかり難しく感じます。
私が提唱する「ダブルアイライン」は、まつ毛の間を埋めようとしなくても、ちょっとした工夫で簡単にアイラインが引けるようになります。
まず、アイライナーはリキッドタイプを用意します。色はできればブラックがおすすめ。ナチュラルな印象が作れます。
私の愛用品は「コフレドール」のブラックキープライナーWP。
滑らかな描き心地と滲みにくいのが特徴です。筆先がしっかりしているので安定したラインが引けますよ。
では、ダブルアイラインを実際に引いてみましょう。
まず、リキッドアイライナーを目頭から眼尻にかけて、一筆で思い切り引きます。ポイントは「まつ毛に沿わせること」。まつ毛に筆を預けるイメージで引いてみましょう。
まつ毛の間を埋めようとしなくても、自然にまつ毛の間が埋まります。ちなみに、この時点で多少ガタガタになってしまっていても大丈夫です。自然に見せるには、目尻のまつ毛の最後の一本までを目安に引くと良いでしょう。
アイラインが引けたら、次は仕上げです。先ほどのアイラインをアイシャドウでぼかしていきます。(=ダブルアイライン)
使用するのはアイシャドウパレットにある一番濃い色。
アイラインの上をなぞるように、アイシャドウの濃い色をのせていきます。
このひと手間を加えることでアイラインが自然にぼかされて「いかにもアイライン引いています!」といった印象がなくなり、ナチュラルな印象になります。
また、多少ガタついたアイラインも調整でき、驚くほどきれいに見えますよ♪
この「ダブルアイライン」は簡単なのに、効果絶大!手持ちのアイテムを使っても、目元の印象が大きく変わります。ぜひ、朝のアイメイクで試してみてくださいね。
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!