「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第11回:「やりきり体質」になるために朝ノートを活用しよう(後編)
おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
前回の記事では、月末に「やりきった!」と実感するために、朝ノートや手帳を月の中旬に振り返る習慣を提案しました。今日は、具体的にどのように振り返ればよいかを紹介します。
振り返る項目は「定点観測」しよう
メモをなんとなく眺めるだけでは今後「何を、どうするか」は分かりにくく、前に進んでいるのかそうでないかの判断もつきにくいもの。振り返る以前に、定期的に振り返っておきたい項目(ジャンル)を、あらかじめ決めておくことが大切です。
振り返る項目を決めておき「定点観測」することで、前に比べてどうだったか?これからどうして行けばいいのか?が見えるようになります。
ちなみに私がプロデュースする朝活手帳の「今月の振り返りシート」で定点観測できる項目は次のようなものです。
- 連絡したい人/今後進めたいプロジェクト/将来やりたいこと/提出する課題/読みたい本・資料/その他
- 今月のふりかえりメモ(フリースペース)
- 来月以降の未来予想メモ(フリースペース)
私の場合は上の画像のように、真ん中に線を引き、左側を「中間振り返り」スペース、右側を「月末振り返り」スペースにしています。
自分が大事にしていることを定点観測してみよう
この「中間振り返り」法を教えてくれた戸田直美さんは、上記のように左ページを月末、右ページを中間として、以下の項目について振り返っているそうです。
- 健康
- 就活
- お金
- 環境(自分をごきげんにするもの)
- コーディネート(人・事・物をおつなぎ)
- 語学
- 習慣
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さらに、中間振り返りをする時のペンの色は紫、月末はピンク、などと色分けすることで、視認性をアップさせることができます。
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定点観測の項目を選ぶことは、自分にとって大切なことが何か?を問う機会にもなりますよ。
月末に「やりきった!」とスッキリしたい方は、ぜひお試しくださいね!
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編 「やりきった!と思える1ヶ月になる。『中間振り返り』朝ノート活用法」 >> https://asajikan.jp/article/191392