いつもすっきり片づけておきたい、と思うものの、毎日生活するうちにいつの間にか散らかってしまう…「おうち あるある」ですよね。休校や在宅ワークの影響で、今の時期は特に「部屋が常にごちゃごちゃ」なんてお悩みをよく耳にします。
平日だってできるだけきれいに暮らしたいし、週末に時間をかけて掃除や片づけをするのは大変。毎日のちょっとした工夫で、快適な暮らしを手に入れられたら…理想的だと思いませんか?
今日は、そんな「お部屋をいつもきれいにしておきたい」「片付けが苦手」なんて方におすすめの、自然と部屋が片づくテクニックを、連載「片づけで叶える、にこにこらいふな朝時間」からピックアップしてご紹介します♪
【1】ソファ、テーブル、床…「何も置かない」スペースを作る
まずは、ここには何も置かない!というスペースを作ることで、お部屋をすっきりさせる方法を試してみましょう。
例えば、ソファ、テーブル、床の上。これらのスペースはは、本来は何かを置くための場所ではありませんよね。座ったり寝転んでくつろいだり、食事をしたり、座ったり歩いたりする場所のはず。
これらのスペースには「何も置かない(置きっぱなしにしない)」と決めて徹底すると、それだけで見た目のスッキリ度がグッとアップ◎しかも、食事したりくつろいだりといった本来の目的をさまたげることがないので、生活の質がぐっとアップします。(ソファに寝っ転がりたいけど、いろいろなものが上に乗っていて、片づけるのが面倒だから寝っ転がれない…なんて、もったいないですよね!)
例えば、帰宅後にカバンや服をそのままソファにおいたり、チラシや書類をとりあえずキッチンカウンターに…なんて放置グセがある人は、そのものの住所(もともとの定位置)を決めてあげて、使ったあとは必ずそこに戻すようにしましょう。もちろん、不要なものをすぐにゴミ箱に捨てるクセをつけることも、大切ですよ♪
【2】すぐ見つかるって快適!収納には「ラベリング」
「どう片付ければいいのか、わからない」「片づけたつもりでも、すぐまた散らかる」という方は、収納場所が多すぎたり、モノの定位置がちゃんと定まっていないのかもしれません。
片づける場所が曖昧だと、片づけるたびに「どこに収納すればいいかな」と考えながら片づけることになるので、片づけ自体が面倒になってしまうもの。結果、モノが散らかったしまうのです。
きちんと片づいた部屋をキープするためには、収納場所にラベリングをするようにしましょう。ラベリングをすることで中に何が入っているのか、家族の誰もが一目で分かるだけでなく、何をどこに入れたらいいかというという印にもなっ、片づけがスムーズになります。きちんと分類することであるはずのモノが行方不明になってしまったり、重複して買ってしまった…なんてことを防ぐ効果もありますよ。
ラベリングの方法は自分の好きなものを♪手軽にマスキングテープやラベルに書き込んで貼ったり、デザインにこだわりたい人はダウンロードできるプリンタブルラベルやパソコンで手作りしたりしてもいいですね。
収納には必要不可欠!片づけたものがすぐ見つかる「ラベリング」活用方法5つ
【3】持ち物の「適正量」を考えよう
スッキリ片づいた部屋で暮らしたい、と思うなら、片づけの前に、常に頭に入れておきたいことがあります。それは、いくつ持っていれば十分か、自分にとって最低限必要な量はどのくらいか、という、モノの「適正量」。
便利なキッチングッズや好みの洋服、食器類などなど、欲しいだけ買ってしまうと、家の中がモノでいっぱいになってしまいますよね。モノがあふれると、当然おうちは散らかってしまいます。
例えば、上の写真のような、料理に使うキッチンツール。普段使うお玉はせいぜい1つか2つなのに、キッチンの引き出しに5本もある…なんてことはありませんか?必要な道具と数量を確認し、それぞれ必要な数だけに減らすと、キッチンがぐっとスッキリして、しかも調理もスムーズになりますよ。
洋服も同じ。今持っているアイテムと、クローゼットのサイズを確認して自分なりの適正量ルールを決めておくと、「セールだから買ってしまったけど、しまうところがない…」なんて状況を回避できます。
もちろん、消耗品だって同じ。例えば洗剤や箱ティッシュなどの日用品、お米や調味料などの食材ストックなど、安いからといって買うのではなく、どのくらいの頻度でどのくらいの量を使うのかを考えて、必要最低限を把握しておけば、買いすぎることもなく、スペースの節約になります♪
【4】頑張りすぎない!「ついでおそうじ」でキレイをキープ
最後にご紹介したい「基本の片づけ術」のは、だれでも無理なくできる、「ついでそうじ」週間です。
- トイレに入ったついでにさっと便器を磨く、床を拭く
- 歯磨きの間に、空いているほうの手で鏡や洗面台を拭く
- 朝ごはんを食べたついでに、テーブルの上を片づける
などなど何かしたついでにサッと拭いてみたり、見た目を整えたり、そのちょっとしたひと手間でキレイな空間が保ちやすくなります。
このついでおそうじ術のポイントは、頑張りすぎないこと。掃除しなくちゃ!と思ってするのではなく、何かの「ついで」に気楽にやってみてください◎ついでだから負担にならず、習慣化させやすいですよ♪
頑張らなくていい!朝たった5分だけの “ついでおそうじ術”3つ
整理整頓のプロに教わる、片づけの基本テクニック、いかがでしたか?
どれもすぐに始められそうな手軽なものばかり。おうちで過ごす時間が長い今の時期こそ、自然とスッキリきれいな部屋を保てる、気負わずできる片づけ習慣を身につけましょう♪