毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。水曜日は、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
どう使い分けるの?英語の「in time」と「on time」
外国の人から、日本人は「時間を守る」というイメージをもたれることが多いようです。日本の公共交通機関は、アクシデントが発生しない限り平常運転をすることが当たり前。そんな社会だから、日本人にも同様に、時間を守る印象をもつのかもしれませんね。
さて、この「時間を守る」という表現。英語では
punctual=時間を守る
と言います。
例)He is punctual for appointments.(=彼は約束の時間を守る)
また、時間に関する紛らわしい英語の表現に “in time” と “on time” があり、どちらもよく使う表現です。まず、“in time” は
in time=時間に間に合う
という意味です。
例)He finished just in time.(=彼は時間ぎりぎりに終えた)
そして “on time”は
on time=時間通りに
という意味で使われます。「間に合う」と「時間通り」では、意味合いが違いますよね!
例)The train departed on time.(=電車は時間通りに出発した)
すこし紛らわしいのですが、このようにニュアンスが違います。 “on” のほうがピンポイントの時間をさす、など意識的に覚えて、正しく使い分けましょう!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)