大掃除の迷いが減る♪“続く仕組み”が見つかる「掃除・片づけ」おすすめ本5選

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気づけば年末。大掃除や片づけをしたい気持ちはあるのに、「どこから手をつけよう…」と立ち止まってしまう日もありますよね。やることが多いほど、頭の中まで散らかったように感じて、手が動かなくなることも。

そんなときは、プロの知恵や“続く仕組み”を本から借りるのが近道。段取りの立て方、家族の巻き込み方、洗剤や道具の選び方など、迷いポイントを先に整理してくれるので、「よし、ここからやろう」が見えてきます。

今回は、掃除と片づけを無理なく進めたい人に向けて、編集部が「掃除・片づけ」おすすめ本を5冊セレクト。読んだその日から試したくなるヒントが、きっと見つかりますよ♪

【1】「片づけたのに狭い…」を卒業!部屋が広く感じる“配置”のルール

『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』(著:しかまのりこ/彩図社)

「床は見えているのに、なぜか落ち着かない」「家にいると疲れる」…そんなとき、原因はモノの量というより家具の置き方(動線・視線・圧迫感)にあることも。

片づけの前に“配置”を見直すだけで、体感がガラッと変わるケースは意外と多いのだとか。

狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール

本書は、限られたスペースでも暮らしやすさが上がる家具配置の考え方を、ルールとして丁寧に解説。模様替えの難しさは「正解が分からない」ことですが、視線の抜けや通り道の作り方など、判断基準が言語化されているので、迷いが減って手が動きやすくなります。

さらにうれしいのは、配置が整うと“片づけの戻り”がよくなること。定位置が決めやすくなり、「置きっぱなし」が起きにくくなるので、掃除もラクに回り始めます。

片づけてもスッキリ感が続かない、部屋が狭くて、収納以前に落ち着かない、まずは模様替えで空気を変えたい…という方におすすめ。

まずは“動線を1本つくる”つもりで、家具を少しだけ動かすのも◎年末の時間のあるときに試してみてくださいね♪

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【2】“減らす”だけじゃない。続く片付けの「ちょうどいい落としどころ」

『クロワッサン特別編集 捨てる!捨てない!すっきり片づけ術。』(マガジンハウス)
マガジンワールド

片づけというと「とにかく減らさなきゃ」と思いがちですが、実際は減らす工夫と整理の工夫を、自分の生活に合わせて組み合わせるほうが続きます。

頑張りすぎて燃え尽きてしまうと、結局リバウンドしてしまいますよね。

クロワッサン特別編集 捨てる! 捨てない! すっきり片づけ術。

「全部完璧に」ではなく、「無理なく続ける」を軸に、片づけのプロたちの知恵を幅広く紹介しているのが魅力。

読みながら「これはうちでもできそう」と思える具体策が見つかりやすく、パラパラ眺めるだけでも気持ちが整っていきます。

年末は忙しいからこそ、がっつり片づけの時間を取るのが難しい時期。だからこの1冊は、“できるところだけ採用する”くらいの軽さで手に取るのがおすすめです。

気になるページを1つ開くだけでも、片付けのスイッチが入りやすくなりますよ。

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【3】家族が動かない…を変えるのは、「片づけて!」じゃなく“質問”でした

『自然と家族が整理しはじめる、魔法の片付けしつもん術』(著:伊藤かすみ/ぱる出版)

片づけでいちばん疲れてしまうのは、作業量そのものよりも「家族との温度差」だったりしますよね。「私ばっかり…」と抱え込みやすい人ほど、つい言い方が強くなってしまって、気持ちだけが空回りしてしまうことも。

特に、普段から「片づけて」が口ぐせになっている方に、そっと手に取ってほしい一冊です。

自然と家族が整理しはじめる、魔法の片付けしつもん術

命令で動かすのではなく、相手の気持ちを“聴く”質問で自然に行動につなげていくアプローチ。部屋が整っていくだけでなく、声のかけ方が変わることで、やりとりの空気まで少しやわらいでいきます。

片づけを「やる・やらない」でぶつけ合うのではなく、日常の会話の中にさりげなく溶かし込むように進めていく視点も、この本ならでは。年末のバタバタした時期こそ、ピリピリせずに整えていくヒントが欲しい方にも向いています。

問いかけをきっかけに生まれるやさしい気づかいが、家族みんなの“ごきげん”につながっていきそうですよ。

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【4】洗剤は4本でOK!「落ちない…」のストレスが減る、プロの掃除ルーティン

『やみつき掃除術 市販洗剤4本で感動的に汚れが落ちて家じゅう試したくなる』(著:お掃除職人きよきよ/SBクリエイティブ)

年末は、片付けだけでなくお掃除もいつもよりしっかりやりたい時期。ただ、「何を使えばいいか分からない」「がんばったのに落ちない」ということもありますよね。

便利そうな道具や洗剤ですが、増えるほど管理も大変になって、結局やる気が下がってしまうこともあります。

やみつき掃除術 市販洗剤4本で感動的に汚れが落ちて家じゅう試したくなる!

本書は、特別な洗剤や高価な道具に頼らず、市販の洗剤4本を軸に汚れを攻略する考え方と手順を紹介。汚れの性質を見極めて使い分ける“型”があると、結果が出やすくなって、掃除が前向きな作業に変わっていきます。

年末の大掃除は、いきなり家じゅうをやろうとすると疲れてしまいがち。まずは「水回りだけ」「玄関だけ」など、場所をしぼって成功体験を作るのがおすすめです。

“効くやり方”が分かると、掃除ってこんなに気がラクなんだ…と感じるはず。

※洗剤は混ぜない・換気する・素材表示を確認するなど、安全に配慮して試してくださいね。

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【5】気持ちまで整う“リセット掃除”。家の空気を変えたいときの1冊

『神さまがやどる お掃除の本』(著:きさいち登志子/監修:久保田 裕道/永岡書店)

掃除や片づけって、作業そのもの以上に「気持ちの切り替え」が難しい日がありますよね。

疲れていると、目に入る散らかりがどんどんストレスに見えて、さらに手が止まってしまう…という悪循環に。

神さまがやどる お掃除の本

この本は、掃除を“家を整える儀式”のように捉え、空間をリセットする発想で背中を押してくれる一冊。ホコリや臭い、湿気など、家の中で気になりやすいポイントを意識しながら整えていくので、「ただキレイにする」以上に、空気がスッと軽くなる感覚を得やすいはずです。

スピリチュアルに寄りすぎるのが苦手な方でも、“気分が上がる掃除習慣”として読むと取り入れやすいと思います。年末年始の節目に、家の空気を入れ替えたいときにもぴったり。

まずは玄関や洗面台など、“整うと気分が変わる場所”からはじめたいですね。

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ラクに片付く!12月こそ始めたい「モノを増やさない」ためのおうちルール3選

おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。12月は、1年の買い物の振り返りができて、家の中を整える準備もしやすい特別な時期。「片付けたい」と思う気持ちが高まるか…

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掃除と片付けは、気合いよりも“仕組み”があるほうが続きます。

気になった1冊を入口に、引き出し1段や洗面台だけから。小さな“整う”が、年末年始の心の余白を増やしてくれますよ♪

 

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