おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
12月は、1年の買い物の振り返りができて、家の中を整える準備もしやすい特別な時期。「片付けたい」と思う気持ちが高まるからこそ、“モノを増やさない習慣”をつくる絶好のタイミングです。
今日は、年末の忙しい時期でもすぐ取り入れられる「モノを増やさない」ための3つのおうちルールをご紹介します。
【1】年末は“入れる前に出す”を徹底する
12月は、ギフト・セール・まとめ買いなどでモノが一番入りやすい季節。だからこそ、新しく入れる前に、ひとつ手放す仕組みを意識するのがポイントです。
- 新しい服を買う → 今シーズン着なかった服を1枚見直す

- 調味料や食材をまとめ買い → 賞味期限の近いモノから優先的に使い切る

- 子どものおもちゃを買う → 壊れているモノ・使っていないモノをチェック

“出してから入れる”を習慣にすると、自然とモノの量がコントロールできるようになり、年明けの片付けが格段にラクになります。
【2】“とりあえず置き”の前に、ワンクッション置く習慣を
12月はイベントが多く、帰宅後に荷物が山積みになりがち。そんな時は、「とりあえず置く」前にワンクッション挟むのが効果的です。
たとえば…
- 郵便物はそのままカウンターに置かず→“仕分け用トレイ”に一時置き

- 上着を床やソファに放置する前に→“帰宅後の定位置”を玄関近くに用意

- いただきものの食品はしまい込まず→みんなが手に取りやすい場所へ

「置き場がないから散らかる」より、“置く場所が決まっていれば散らからない”と実感できます。
【3】“年末のアップデート”で、モノの量と収納を見直す
年末は、“今年使ったモノ・使わなかったモノ”が最も分かりやすい時期。ここで一度、収納全体をアップデートしておくと来年の散らかり方が大きく変わります。
- この1年、本当によく使ったモノ→一軍の取りやすい場所へ昇格

- ほぼ使わなかったモノ→予備スペースへ移動or手放す

- 収納しにくかったモノ→定位置そのものを見直す

- 増えやすかったジャンル→収納の“量の上限”を決める

“増やさない仕組み”ができると、暮らしが軽くなっていくのを実感できます。
まとめ
12月は、片付けの「締め」と「スタート」が同時にできる、特別な月。無理に大掃除をがんばる必要はなく、まずは“増やさないルール”を整えることが、片付く家への第一歩です。
年末のタイミングを味方につけて、すっきり気持ちよく新年を迎えましょう。
わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。

年末までに間に合う!家の中に増えがちなアイテムを手放す方法
おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。年末になるにつれイベントごとが増え、どんどん時間がなくなって心の余裕もなくなりがちですよね。結局、年始に断捨離を誓った…
☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

