おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです
忙しい毎日の中、気が付けば部屋が散らかっていた…というのは誰しも経験があると思います。
部屋が散らかる原因がわかれば、お片づけの時間が減り、部屋をきれいに保つことができます。
今日は、なぜすぐに散らかってしまうのか?その原因と今すぐ負のループから抜け出すための解決策4選をご紹介いたします。
【1】 根本的にモノが多い
散らかっている人に共通しているのは、圧倒的にモノの量が多い点です。
断捨離したはずなのにすぐ散らかってしまうのは、まだまだ「管理できないほどの量」を持っているから。
衣類や日用雑貨など、とにかくたくさんのモノを所有しています。管理できる量なら、モノをたくさん持っていても問題はありません。しかし、モノが増えればその分の収納スペースが必要になります。
どんな家にも収納スペースには限りがあります。限度を超えるとテーブルや床に置きっぱなしが日常に。
これが、部屋が散らかってしまう大きな要因です。
モノを手放せない人が、手放しやすいモノをピックアップしました。
- あきらかに壊れているモノやゴミ
- 期限切れの食材や薬
- 必要以上の紙袋
一日5分だけでいいので、モノを手放す時間を設けてみましょう!
【2】片づける場所が決まっていない
収納する場所がなく、あふれ返ってしまったモノたちには、指定席がない状態です。
モノが多い上に、片づける場所が決まっていない状態では部屋が散らかってしまうのも当然です。
例えば、100均で買ったアイテムの残りを収納しておく場所は用意してありますか?
そういったちょっとしたモノが、ちょい置きしやすい場所にどんどんと積み重なっていき汚部屋と化していきます。
さぁ、今すぐちょい置きされているモノを手に取り、それぞれに「片づける場所」をつくってあげましょう。
【3】家族に共有されていない
自分ひとりがお片づけに必死になっていませんか?散らかしているのはあなたひとりですか?
- 不用意にモノを増やさない
- 使っていないモノを手放す習慣
- 家族共通で使うモノには、ラベルを貼りわかりやすい収納づくり
- 使ったものは元に戻すことの徹底
など、家族と共有することが大切です。
家族が共有して使うモノは、一カ所に集約してしまうのも一つの解決策です。リビング収納内に、お薬・文具・ガジェット・ご不祝儀袋・よく使う工具などを収納してあります。ワンアクションで出し入れできるので、出しっぱなしもなくここへ戻せてます。
【4】動作動線が悪い
たとえ、モノを減らして増やさない暮らしが習慣になって、モノに指定席をつくり家族と共有しても、お部屋が散らかっているのなら、それはモノを戻す場所の動作動線を疑ってみましょう!
この4月に新一年生となった娘のためにつくったランドセル収納です。動作動線を考えて、LDKの良く通る場所に設置。小学校の準備がここで完結できるように、娘と話し合いながらつくりました。さらにすぐ近くの壁にはプリント掲示スペースを設けました。
動作動線がよいおかげで、忘れものもなく、あれどこ?これどこ?と聞かれることもないので、親子で快適暮らしです◎
まとめ
せっかくお片づけしたのに、すぐに散らかってしまう原因は見つかりましたか?今すぐ負のループから抜け出すための解決策を実践してみましょう!
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!