毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
”Happy Merry Christmas”はNG!クリスマスの正しい挨拶とは
今日は12月25日、クリスマスです!この季節はあちらこちらにイルミネーションが飾られて、とても美しいですよね。
さて、皆さんはクリスマスを祝うフレーズとして “Happy Merry Christmas” という表現を見聞きしたことはありませんか?
日本でたまに目に(耳に)するこの表現、実は間違った言い方なのです。
実は ‟Happy” と ‟Merry” は似たような意味があります。
Happy=幸せ、嬉しいなどの感情を表す表現
Merry= 楽しい、陽気ななどの行動を表す表現
この “Happy” や “Merry” と “Christmas” を組み合わせて、英語のネイティブたちは
Happy Christmas!(良いクリスマスを!/ ハッピークリスマス!)
Merry Christmas!(よいクリスマスを! / メリークリスマス!)
と言います。
つまり、 “Happy” と “Merry” を使って “Happy Merry Christmas” と表現することはありません。意味が重複するからです。
例)
A:Happy Christmas!(=ハッピークリスマス!)
B:Happy Christmas to you too! Do you have any plans?(=ハッピークリスマス!クリスマスは何をする予定ですか?)
クリスマスの挨拶には、“Happy Christmas!” または “Merry Christmas!” のいずれかを使いましょう♪
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)