忙しい朝でも、おいしいパンをゆっくり味わえたら、1日がちょっと特別に感じられますよね。
朝時間.jpでも2025年は、早起きしても行きたい「パン屋さん」の記事が大人気でした。駅近で通勤前に寄りやすいお店から、住宅街の隠れ家的ベーカリーまで、“朝パン欲”を刺激するラインナップが勢ぞろい。
そこで今回は、今年特に読まれた「東京のパン屋」人気記事TOP5をご紹介します。甘いパンで元気をチャージしたい日も、ハード系でじっくり味わいたい日も。ちょっと足をのばしたくなる素敵なお店ばかりですよ♪
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品詳細等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
【第5位】【府中市】駅徒歩2分!甘いパンで朝から癒やされる「モルゲンべカライ」
京王線・武蔵野台駅北口から徒歩約2分。白とウッディな外観が目印の「モルゲンべカライ」は、朝8時半オープン、ご近所さんや通勤前の人がふらりと立ち寄る街の人気ベーカリーです。

オープン直後の時間帯は、食事に合わせやすいバゲットや、思わず目移りしてしまう甘めのパンが中心。甘い香りに包まれたコンパクトな店内には、ちょっとユニークで心ときめくパンが並びます。
一番のおすすめは、自家製スイートポテトフィリングを使った「スイートポテトデニッシュ」。サクッと軽いデニッシュ生地となめらかなさつまいもの甘さのバランスが絶妙で、「エンドレスに食べられそう」と感激した一品です。

ほかにも、デニッシュ生地で仕立てた「コルネオショコラ」や、紅茶の香りがふわっと広がる「紅茶のカヌレ」、クロワッサン×ワッフルの「クロッフル」など、ちょっとしたご褒美にぴったりな甘いパンがラインナップ。

イートインはなくテイクアウト専門ですが、朝のうちに買っておき、ひと仕事終えたブレイクタイムにお気に入りのドリンクと一緒に楽しむのもおすすめ。甘いもの好きさんが「自分をねぎらいたい朝」に訪れたいお店です。
モルゲンべカライ
住所:東京都府中市白糸台2丁目66-1
電話番号:042-351-0511
営業時間:8:30~
定休日:木曜日・日曜日
Instagram:@morugenbekarai
(参考:【東京・府中市】駅徒歩2分!朝8時半オープン!スイートポテトデニッシュが絶品「モルゲンべカライ」)
【第4位】【板橋】身体にやさしいもちもち食感!「HIGU BAGEL&CAFE」
都営三田線・板橋本町駅から徒歩約10分。富士見街道沿い、S&B食品スパイスセンターの隣にある「HIGU BAGEL&CAFE(ヒグベーグル&カフェ)」は、ちょっとアメリカンな外観が目印のベーグル専門店です。

小麦本来の旨みが感じられるカナダ産石臼挽き粉と最強力粉をブレンドし、ミネラル豊富な塩やきび砂糖を使用。
湯種製法+低温長時間発酵で生地を仕込み、石窯オーブンで焼き上げることで、外はカリッ、中はもっちりとした食感のベーグルに仕上げています。
なかでも人気の「チーズベーグル」は、シンプルな生地にフレッシュチーズがたっぷり。輪の中心部分は特にチーズ感が濃厚で、ついリピートしたくなるおいしさです。

「17穀ベーグル」は雑穀入りながらクセが少なく、トーストすると香ばしさがアップ。

ほかにも、シナモン香る生地とクリームチーズフロスティングの組み合わせが人気の「シナモンロールベーグル」もおすすめです。
訪れる前には、店頭販売の営業状況を公式サイトやInstagramでチェックするのがおすすめ。身体にやさしいベーグルで、のんびり朝ごはんを楽しみたい日にぴったりの一軒です。
HIGU BAGEL&CAFE
住所:東京都板橋区宮本町36-3
電話番号:03-3960-3835
営業時間:9:00~
定休日:月曜日・火曜日
Instagram:@higubagel
※取材時は店頭販売がお休み中でした。ネット通販では通年販売しているようです。最新情報はお店のInstagramや公式サイトからご確認ください。
(参考:【東京・板橋】朝9時オープン!身体に優しいベーグルを堪能できる「ヒグベーグル&カフェ」)
【第3位】【池袋】惣菜&サンドイッチが充実!「Alsace Air(アルザスエール)」
池袋駅・西口から徒歩約2分。「Brasserie Laiton」に併設されたパン屋「Alsace Air(アルザスエール)」は、2025年5月に現在の場所へ移転した、アクセス抜群の“朝パンスポット”。
朝8時からオープンし、小ぶりな甘いパンから惣菜系、サンドイッチまで約30種類が並びます。

店名は「1960~70年代にフランス・アルザスを拠点にした架空の航空会社」というユニークな設定から。機内食のサンドイッチにこだわっていた…というストーリーを背景に、“旅気分”でパン選びが楽しめます。
看板メニューのひとつ「ごまイカ明太サンド」は、ごま風味の湯種バゲットに、特製明太子バター、イカゲソ、ポテトサラダ、ディルをサンドした個性派。
まろやかなポテトと明太子の辛味、イカゲソの旨みやディルの爽やかさが重なり、まさに「悶絶級」のおいしさ!

スパイシーに味付けした仔羊ひき肉を食パン生地で包んだ「キューブパン」も人気。料理人出身のシェフならではの構成で、クセは控えめながら、仔羊の旨みをしっかり堪能できます。

パンはテイクアウトのほか、通りを挟んだ「hotel hisoca ikebukuro」でドリンクを購入すれば、テラス席でいただくことも。
出勤前にサクッと朝ごはんを済ませたい日や、休日に“ちょっと旅気分のモーニング”を楽しみたいときにおすすめです。
Alsace Air(アルザスエール)
住所:東京都豊島区西池袋1-9-8
営業時間:8:00~
定休日:火曜日・水曜日
Instagram:@alsace.air
(参考:【東京・池袋】朝8時オープン!惣菜&サンドイッチが充実のパン屋「アルザスエール」)
【第2位】【門前仲町】朝7時半オープン!知る人ぞ知る隠れ家パン屋「たむらパン」
東京メトロ東西線・門前仲町駅から徒歩約5分。大横川を渡った先のビルの谷間にひっそり佇む「たむらパン」は、看板も出ていない、知る人ぞ知る隠れ家的パン屋さんです。
朝7時半ごろからオープンし(その日の発酵の具合で多少前後)、早朝にもかかわらず開店前から列ができることも。

パンは自分でトレーにのせるスタイルですが、人気の「クロワッサン」だけはレジ近くでスタッフに取ってもらう特別扱い。バターの香りとはらりとほどけるような層が魅力で、小麦の旨みがしっかり感じられる一品です。

「エスプレッソショコラ」は、柔らかく弾力のある生地にエスプレッソの香りがふわっと広がり、中のホワイトチョコレートとほろ苦さのバランスが絶妙。

お店の前には簡易な椅子があるものの、基本はテイクアウトメイン。朝の散歩がてら立ち寄って、お気に入りのパンを紙袋に詰めて持ち帰る…そんな“早起きの楽しみ”を見つけたい方にぴったりのお店です。
たむらパン
住所:東京都江東区牡丹3丁目9−1
電話番号:03‐6458‐5022
営業時間:7:30~
定休日:水曜日・木曜日
Instagram:@tamlapin_botan
(参考:【東京・門前仲町】朝7時半オープン!知る人ぞ知る隠れ家パン屋「たむらパン」)
【第1位】【品川】ハード系が特に美味しい!住宅街に佇む穴場パン屋「いのパン店」
京急・北品川駅から天王洲アイル方面へ徒歩約8分。住宅街の一角にある「いのパン店」は、ハード系のパンがおいしいと評判の、穴場的ベーカリーです。
商店街から少し離れた静かなエリアにあり、可愛らしいイノシシの看板が出迎えてくれます。

店内は自然光がたっぷり入り、窓際や壁沿いにパンがずらり。オープンは朝10時からです。

店主は、子どもの頃からスタジオジブリ作品が好きで、『魔女の宅急便』を見て「パン屋さんになりたい」と思ったのだそう。そんなストーリーを知ると、ショーケースのハード系パンが、より愛おしく感じられます。
一番人気の「キタアカリ」は、クロワッサン生地にスライスしたじゃがいも(キタアカリ)を包んだパン。バリッと香ばしい生地と、ほくほくのじゃがいも、バターのコクが重なり、午前中に完売してしまうことも多いそう。

ライ麦生地にイチジクやナッツ、オレンジピールがぎっしり入った「旅人のパン」は、ライ麦パンが苦手な方にも試してほしい食べやすさ。

イートインスペースはありませんが、店前のベンチでパンを頬張ることもできます。
静かな住宅街で、ハード系パンをじっくり味わいながら過ごす“少し遅めの朝ごはん”を楽しみたい方にぴったりの一軒です。
いのパン店
住所:東京都品川区東品川1-29-1
電話番号:03‐3474‐1118
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日・木曜日・日曜日・祝日 ※不定休もあるのでSNSをチェック
Instagram:@inopanten_miyuki_kano
(参考:【東京・品川】ハード系が特に美味しい!住宅街にある穴場なパン屋「いのパン店」)
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東京には、早起きしてでも足を運びたくなるパン屋さんがたくさんあります。甘いデニッシュの日も、ハード系でじっくり味わいたい日も、気分に合わせてお店を選んでみてくださいね。
次の休日や仕事前の朝に、「今日はどのパン屋さんに行こう?」と考えるきっかけになればうれしいです♪
※本ランキングは対象期間中に閲覧された回数の順位です。記事に表示されている累計の閲覧数とは異なります。
(集計期間:2025年1月~10月)

