おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
朝8時オープン!小ぶりな惣菜&サンドイッチが充実!アルザスエール
今回紹介する「Alsace Air(アルザスエール)」は、JRを含む8路線が乗り入れる池袋駅・西口から徒歩2分。カジュアルな雰囲気でクラシックスタイルのフレンチレストラン「Brasserie Laiton」に併設されたパン屋さんです。
以前は同じく西口から7分くらい歩いたところにあったのですが、2025年5月9日に現在の場所に移転。
ちなみに、「Alsace Air」は架空の航空会社の名称で「1960年~70年代にフランスのアルザス地域を拠点にヨーロッパ主要都市へ中短距離路線を運航していた」という設定。さらに機内食の充実を各社が熾烈に競い合った時代の中、極上のサンドイッチの提供にこだわり、運航が途絶えた今となってもその味を懐かしむ声が多いという架空のバックグラウンドストーリーが基になっているんですって。
羽田空港マニアでもある私には刺さりまくるコンセプトです(笑)。
朝は8時からオープンしていて、開店直後が一番品揃え良いのだそう。小ぶりな甘いパンはもちろん、惣菜系やサンド系と30種類のパンが並びます。
もちろん、通勤・通学前に購入してテイクアウトも良いのだけれど、通りを挟んだhotel hisoca ikebukuroでドリンクを購入すればテラス席でパンを頂くことができるのです。
せっかくなので、リニューアルオープンしたAlsace Airで朝食パンを頂いてきました。今回は、ごまイカ明太サンドとキューブチョリソ―、ドリンクはhotel hisoca ikebukuroのオーガニックアールグレイのホット。
悶絶のおいしさ!「ごまイカ明太サンド」
ゴマ風味のバゲット生地に特製明太子バター、イカゲソ、ポテトサラダ、それにディルという組み合わせのサンドイッチ。
こちらのバゲット生地、なんと湯種製法で作っているのでもっちり食感。少し変わった組み合わせだと思って選んだのですが、「朝からイカゲソってちょっと渋いな…」と思っていたら、美味しすぎて悶絶しました。
たっぷり入ったポテトサラダはまろやかな口あたり。それに特製明太子バターの辛味が加わり、スパイスでマリネし軽くオーブンで焼いたというイカゲソの旨味が半端なくて、一口一口堪能しながら頂きました。またディルのさわやかさがギュッと味を引き締めていて。これは次回も絶対に選んでしまうリピ決定の一品。
旨味を堪能!「キューブパン」
スパイシーに味付けした仔羊の挽肉を食パン生地で包んだキューブパン。手のひらサイズで可愛い形。シェフはもともと料理人出身ということで、その経験を活かしてパン作りをしているそうで、惣菜パンの組み立て方が料理的。
仔羊のチョリソ―ということで少しクセがあるのかなと思ったのですが、そんなことはなく、パン生地自体がシンプルなので、よりチョリソーの旨味が堪能できます。
ドリンクはお店の方が持ってきてくれました。
駅からも近いですし、晴れた日にオープンテラスで頂く朝パンは最高ですよ。
お店の詳細情報
Alsace Air(アルザスエール)
住所:東京都豊島区西池袋1-9-8
営業時間:8:00~
定休日:火曜日・水曜日
Instagram:@alsace.air
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品詳細等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。