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おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【東京・木場】熟成ハムと発酵バターのサンドが必食♪「Boulangerie S.Igarashi」
2021年12月に江東区の木場にオープンした、Boulangerie S.Igarashi。
もともとは福岡でマイニチパンという店名で営業していたそう。移転を機会に店名も変更したようです。
Google Mapの指示通りに歩いていたら少し迷ってしまったので…分かりやすいと思われるルートを説明しますね。
東京メトロ東西線の木場駅で下車したら、道路を挟んで木場公園を右手に見ながら進み、ローソンあたりで左折、橋を渡ったら右折する行き方が、一番分かりやすいと思います。
あとは、近くまで行くと、ほのかに香るパンの焼ける良いにおいと、行列ができているので多分わかるかと(笑)
実は、こちらのお店、移転前からInstagramをフォローをしていて、木場への移転もInstagramで知りました。
オープンから2か月もたったし、そろそろ落ち着いたかな?と思っていたら、全然でした(笑)パン友さん情報によれば、みんなが良さに気づき、日に日にお客さんが増えているとのこと。10時の開店直後に行ったのですが、すでに10名くらい並んでました。
さて。私は、パンを選ぶ時、見た時の直観とスタッフの方のおすすめを大事にしています。今回も、下手に予備知識を持たずに行き、3種類のパンを選び購入しました。
ピスターシュ ル・ミエル
シェフのスペシャリテで、高加水の生地なので、クラムはむにゅむにゅ食感で好きなタイプ。クラストは少し焦げな部分もあり、香ばしく美味しいです。
生地自体に甘みを感じるのは、国産はちみつと和三盆が入っているからかも。ピスタチオは、最初ほんのり感じる程度なのだけれど、噛むごとに口内に風味が広がりました。
熟成ハムと発酵バター
サクッ、むぎゅっ!という弾力はありつつもハードな食感のパンに、山口県の山奥で大切に育てられた国産豚のももハムとバター、ディジョンマスタードがサンドされたサンドイッチ。
一口目から、バターのコクと、ハムのさっぱりした旨味、それを追いかけるようにマスタードの辛味がピリッと。サンドウィッチにとって、マスタードの役目かなり大きいです。ぎゅっと味をしめてくれているんですよね。
それと同時に、バターの美味しさを再確認できる一品でした。
南の香り
糸島(福岡)産のミナミノカオリの全粒粉を粗びきで使用している様子。他のパンで違う国産小麦のものもあったのですが、こちらのお店は福岡から移転してきたということで、福岡産のパンにしてみました。
クラムはキメがつまり、しっかりした食感。粗びきの全粒粉ということで、噛むごとに香ばしさと良い意味での雑味を感じることができ、なんとも味わい深いパンでした。
サンドウィッチを包んでくれるワックスペーパーもスタイリッシュだし、購入したパンに商品名シールを貼ってくれるているのですよ…。小さなことだけれど、こういう心遣いって嬉しいですよね。
近くに木場公園があり、結構広いので密になりにくいし、ベンチも多いですよ◎これから暖かくなる季節、外パンなどを楽しんでみては!?
Boulangerie S.Igarashi
住所:東京都江東区木場3-8-10
公式ホームページ:https://www.s-igarashi.tokyo/
※お店の情報は記事制作時の情報です
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