来年の手帳を“続けられる1冊”にする。朝の手帳習慣のコツ3つ

 

来年の手帳はもう決まりましたか?新しい手帳を前にすると、「もっと活用したい」と思うのではないでしょうか。手帳は、朝の静かな時間に開くことで、心も行動も整い一日のスタートが軽やかになります。

今回は、朝の手帳習慣を大切にしている朝時間アンバサダーのかなころさん(@kanakoro_no_ouchi に教えてもらった、手帳をもっと味方にするためのヒントを3つご紹介します。

迷わない手帳選びは“朝のひとり会議”から

手帳振り返りページ

新しい手帳が並ぶ季節、「どれにしよう…」と悩んでいるうちに年末になってしまうこと、ありませんか?

そんな“手帳迷子”を防ぐためにかなころさんがすすめているのが、朝の静かな時間に行う「ひとり手帳会議」。

進め方は次の3ステップ。

【1】今年の手帳を振り返る
よく使ったページ、使わなかったページを見て、自分の傾向を書き出してみます。

【2】来年の暮らしをイメージする
生活の変化ややりたいことを思い描き手帳に書き出してみると、必要なフォーマットやサイズが見えてきます。

【3】気になる手帳をピックアップ
デザインや値段も含めて候補を挙げ、あとでゆっくり比較します。

朝は頭も心もクリアで、自分と向き合いやすい時間。
「どの手帳が自分の暮らしに合うか」「毎日開きたくなるのはどれか」を考える材料が自然と整い、納得して選べるようになります。

このひとり会議が、手帳選びを“単なる買い物”ではなく「来年の自分を整える準備」に変えてくれるはずです。

(参考:シリーズ「手帳と言葉でととのう朝習慣」~来年の手帳選びに迷わない!朝の“ひとり会議”~

小さくゆるく続ける。“ハードルを下げる”朝の手帳コツ

手帳
朝の手帳習慣が続かないのは「意志が弱いから」ではなく、そもそものハードルが高すぎるから、とかなころさんは言います。

たとえば、「机に座らなきゃ」「きれいに書かなきゃ」「ページをデコらなきゃ」と要素を盛り込みすぎると、一気に続かなくなってしまうもの。
そこで、続けやすくするための工夫として、かなころさんは次のような方法を紹介しています。

  • 【1】前の晩に翌日のページを開いておく
  • 【2】時間を決めてタイマーを使う
  • 【3】ベッドなど“書ける場所”をゆるく選ぶ
  • 【4】書けない日は手帳の休日と捉える
  • 【5】朝に使うペンをひとつに決める

どれも負担をぐっと減らし、「書ける日も書けない日も自分にOKを出せる」ゆるやかな習慣へと変えてくれます。
完璧を目指さないことで、手帳は本来の役割である“心と行動を整える道具”に戻っていきます。

年始からの手帳を継続するために、このポイントを参考にしてみてください♪

(参考:シリーズ「手帳と言葉でととのう朝習慣」~手帳を続けるための、ハードルを下げるコツ5つ~

“わがまま手帳”で心を軽くする朝のひとこと習慣

ぎっしり埋まった手帳

かなころさんが何より大切にしているのは、朝に「感情を書く」こと。

たとえば、手帳にひとこと「おはよう」と書く、その横に「眠い」「休みたい」など、起きた瞬間の気持ちをそのまま置いておく。たったそれだけで“今の自分”を知ることができ、心に余白が生まれます。

書く量が多い日もあれば、ひと言だけで終わる日もOK。
きれいに書こうと頑張ったり、前向きな言葉だけにしようと無理をしたり…そんな“手帳よそ行き症候群”を手放して、自分の気持ちを安心して置ける「わがまま手帳宣言」をしてみませんか?

どんな気持ちでも受け止めてくれる手帳は、心の避難所のような存在。
朝のひとことが、今日のペースを選ぶ小さなサインになります。

ぜひ新年からの手帳に”自分の気持ち”を書く習慣を加えてみませんか?

(参考:シリーズ「手帳と言葉でととのう朝習慣」~心が軽くなる“わがまま手帳”とは?~

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新しい年の始まりは、自分に合った一冊とともにスタートできる絶好のタイミング。
朝の小さな手帳時間が、来年のあなたの毎日をそっと支えてくれますように。

 

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