セルフ美容を通して人生を豊かにする一般社団法人日本セルフ美容協会®を設立、理事を務める森田玲子さんによる連載「セルフ美容で気分が上がる♪朝の簡単ヘア&メイク術」。朝におすすめのセルフ美容術をご紹介します♪
ロングヘアよりもカジュアルな雰囲気なり、ボブよりもボーイッシュになりすぎない…さまざまなイメージを楽しめる「ロングボブ(ロブ)」。ここ1、2年このロブは大人気で、ロングヘアを思い切ってカットした!という人が多いのだとか(実は筆者もそのうちの一人!)
今日は、そんな人気のロブをまた違う雰囲気で楽しめる、ふんわり動きのある巻き髪にアレンジする方法を伝授いたします!とっても簡単なので、いつもの髪型にマンネリを感じている方もぜひ試してみてくださいね。
朝でも楽チン!「ロブ」をふんわり巻く方法
Before
こちらが、髪を巻く前の状態。何もしていない状態で髪を下すと、鎖骨にかかるくらいの長さのロブです。
筆者の髪は直毛・多毛で、黒髪なので、このままセットをしないとあまり動きがない印象になってしまいます。これからご紹介する方法で髪を巻くことで、ふんわりエアリーな仕上がりになります。
【1】下の段の毛先を外ハネにする
まずは、髪の毛を上下に2分割にブロッキングします。後頭部の真ん中あたりでざっくり分けたら、トップの毛はダッカールやゴムでまとめておきましょう。
ヘアアイロンを使って、残った下の段の毛先を、全て外ハネにしていきます。この後から巻きをどんどん足していくので、毛先にカールが付いていれば、左右対称じゃなくても大丈夫です♪
【2】上の段の毛先を内巻きにする
分け取っておいた髪の毛をおろし、今度は全て内巻きにしていきます。
外ハネ、内巻き、と二つの動きを毛先に付けておくことで、あとからスタイリング剤を付けたときに動きが出やすくなりますよ。
後ろ姿はこのような感じに。ここまでの行程だけでも充分ふんわりして可愛いので、時間のない朝はこの巻き方もやってみてくださいね。
【3】トップをツイスト巻きする
最後に、内巻きした毛束を少量取って、毛をねじりながら細かなウェーブを付けてアイロンで巻きます。毛束を細かくすると、直毛の人でもエアリーで軽さのあるアレンジに見えます。
ツイスト巻きをするときは、なるべく根もとの方から巻くことで、髪全体にボリュームをだすことができます。1~2㎝おきに毛束を取って、このように巻きを足していきましょう。
【4】スタイリング剤を付ける
最後に、スタイリング剤を両手によく伸ばして、カールをよくほぐしていきます。
艶の出るバームやオイル、柔らかくて伸びのいいワックスを付けるとカールが立体的に見えます。下ろしているだけなのに凝った巻き方をしたように見えますよ。
これで完成!最初の「before」の写真と比べると、違いがお分かりいただけると思います。
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いかがでしたか?今回は、硬い髪の方や直毛さんにもおすすめの、人気のロブの巻き髪をご紹介いたしました。朝の時間は忙しいけれど、髪の毛をちゃんと整えておくだけで、見た目の印象も、自分の気持ちも全く違うもの。
慣れると5分もあれば済んでしまうので、ぜひやってみてくださいね。
☆この連載は<水曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!