セルフ美容を通して人生を豊かにする一般社団法人日本セルフ美容協会®を設立、理事を務める森田玲子さんによる連載「セルフ美容で気分が上がる♪朝の簡単ヘア&メイク術」。朝におすすめのセルフ美容術をご紹介します♪
美容室でカットした後に巻いてもらう、ふわふわの巻き髪。いざ自分でチャレンジしてみると、仕上がりは良くても、会社に着く頃には巻き髪が取れてしまった…そんな経験はありませんか?
スタイリングをキープすべく「ハードスプレー」をしてしまうと、ふわふわではなくパリパリの巻き髪に…。
今回は、ヘアアイロン(コテ)を使った簡単な巻き方、そして、ふんわり巻き髪をキープさせる方法をご紹介します。
ヘアアイロン初心者さんも簡単!カールを長持ちさせるポイント5つ
【1】「巻く前」にスプレーを仕込む
長時間巻き髪をキープするためには、ワックスやスプレーのような仕上げ用のスタイリング剤だけでなく、ヘアアイロンを使う前にもカールキープ効果のあるスプレーをしておきましょう。
私おすすめのスプレーは、ロレッタの「クルクルシュー」。セット前の髪の毛に振りかけておくと、ふんわりしたナチュラルな巻き髪も長持ち!後から使うスプレーとは違って、パリパリと固まらずに柔らかく仕上がります。
カールキープスプレーをした後は、スプレーの水分をしっかりと乾してからヘアアイロンを使ってくださいね。
【2】巻く時は「均等に」熱を入れる
巻き髪は、熱を入れることで形が変化し、熱が冷めたときに、カールが固定されます。つまり、髪の毛にきちんと熱が行き渡っていないと、形づけることも、固定することも出来ず、カールがすぐにダレてしまうのです。
なりたいスタイルによって様々な巻き方がありますが、巻き髪初心者さんはまず、均等に熱を行き渡らせるべく、アイロンにらせん状に髪の毛を巻きつけるようにしましょう。
こうすると、外側の髪の毛まで熱が伝わり、しっかりとカールがつきやすくなります。
【3】巻いたらすぐ触らずに「冷ます」
髪の毛のカールが固まるのは、「熱が冷めたとき」。髪の毛を巻いた直後、冷める前に巻き髪を触って崩してしまうと、カールが緩くなったり、髪質によってはカールがすぐに伸びてしまいます。
カールをキープするためには、髪の毛を巻いた直後、熱が冷めるまで触らないようにしましょう!
【4】巻く時は「ピンと張る」
ヘアアイロンの扱いに慣れてきたら、髪の毛を巻き込んだときに、毛束をピンと張るように意識してみましょう。
こうすることで、カールがしっかりつくのはもちろんのこと、仕上がったときに髪の毛がツヤツヤになって、美容室でやってもらうような「プロっぽい巻き髪」に近づきますよ!
【5】仕上げは「オイル」+「スプレー」
最後に、スタイリング剤をつけるときの「裏技」を。
仕上げにハードスプレーをすれば、カールを長持ちさせることはできますが、慣れるまでは量の加減がわからず、髪の毛がパリパリになってしまうことも。
巻き髪初心者さんは、ヘアオイルにハードスプレーをワンプッシュ混ぜたものを、仕上げのスタイリングに使ってみましょう。ヘアオイルなら髪の毛を保湿しつつ、さらさらした質感を残せますし、スプレーを少し混ぜておけば、ぴんぴん跳ねるアホ毛がまとまり、カールをキープする効果ももちろんOK。
ちょっとした小技ですが、カールをつややかに長持ちさせたい方はぜひ試してみてくださいね!
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ヘアアイロン初めてさんや、巻き髪が長持ちさせられないとお悩みの方におすすめの、巻き方のコツや、プチテクニックをご紹介しました。朝のヘアアレンジが苦手な人も、ご紹介した5つのコツを参考に巻き髪をマスターして、ヘアスタイルを変える楽しさを実感してくださいね♪