毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。水曜日は、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
「カラスを食べる」ってどういう意味!?動物にまつわる英語の比喩3つ
今回は、「動物」にまつわる英語の比喩表現をみていきましょう♪
The ass in the lion’s skin=虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
まずは、こちら。直訳すると「ライオンの皮をかぶったロバ(ass)」ですが、これは「虎の威を借る狐」という意味です。つまり、力をもつ誰かの威勢を借りて、いばることを表します。
Till the cows come home=いつまでも永遠に、来る日も来る日も
直訳すると「牛が家に帰るまで」という意味のこのフレーズは、「いつまでも永遠に、長期間」という意味です。乳を搾る時刻になっても牛が牛舎に帰ってこず、のろのろとしている様子が由来なのだとか。
例)You can wait till the cows come home, but it will never happen.(=来る日も来る日も待つのはいいけれど、それは決して起こらないよ)
というように使います。
Eat crow=自分の非や敗北を認めること
直訳すると「カラスを食べる」ですが、「屈辱をしのぶ、自分の非や敗北を認めること」という意味です。ある兵士が戦争中に、敵軍に死んだカラスを無理やり食べさせられたことに由来します。
どの表現も、直訳から理解しようとすると難しいですが、由来と一緒に覚えておくと、記憶に残りやすいかもしれませんね^^
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)