おはようございます。朝美人アンバサダー&国際薬膳調理師の倉口ゆうみです。
「ずぼらさんでも続けられる!カンタン薬膳みそ汁でセルフケア」を合言葉に、いつも飲んでいるお味噌汁を不調ケアのおみそ汁に変身させちゃう“薬膳みそ汁”レシピを5回に分けてご紹介します。
2回目の今回は「疲労ケア」に役立つお味噌汁について。
※「薬膳とは何?」については前回の記事をご覧くださいね。
疲れにくい体には「イモ類」「お肉」!?
すぐ疲れてしまう、風邪をひいてしまう、午後になるとバテテしまう…という人は、生命エネルギーである気(き)が不足している状態。
薬膳のルーツになっている中医学ではそのように考えられています。
そのため「疲れやすいなぁ…」と感じる人は、気を補ってくれる食材をチョイスするというのがポイント!
そして、気を補う食材といえば「お米」「イモ類」「お肉類」です。
朝ごはんの主食にパンを食べている人は、ご飯に変えてみたり、お野菜類はじゃがいも、さつまいも、山芋、里芋などを選んでみたり。
お肉を避けている方なら、お肉を食べる機会を増やしてみるなど、体の疲れをケアする食材を意識して選ぶようにしましょう。
疲れた体に元気をチャージ!「さつまいもと豚ひき肉の薬膳味噌汁」
材料
- キャベツ 50g
- さつまいも 60g
- たまねぎ 小1個(大きいサイズならば半分)
- にんじん 40g
- 豚ひき肉 40g
- だし汁 4カップ
- 味噌 大さじ1
作り方
1) すべての材料を細かく切る。だし汁を入れた鍋にさつまいも、にんじんを火が通るまで煮る
2) さつまいも、にんじんに火が通ったら、キャベツ、玉ねぎを入れて具材がしんなりするまで煮る。最後に豚肉を入れて、色が変わるまで煮る
3) 火を止めてお味噌を溶き入れ、ひと煮立ちさせれば完成
具材を小さく切るのがポイント!
食べたものを消化するのにも、体はエネルギーを使います。そのため、具材が大きいもの、消化が悪いもの食べてしまうと、消化にエネルギーを使いすぎて、余計に疲れやすい体になってしまうといわれています。
具材は小さく切って、消化がスムーズになるように心がけて。お肉も細切れではなくひき肉がおすすめです。小さめの具材は、朝の時短にもつながりますよ♪
たまねぎやお肉で冷え予防
疲れると体が冷えると感じませんか?実は疲れると体が冷える傾向にあると考えられています。そこで今回のレシピでは体を温める性質である玉ねぎを入れてみました。
また、お野菜よりも動物性の食材を使うことで気の量がアップし体が温まりやすくなりますので豚肉をプラス。疲れやすい人はぜひお味噌汁にお肉を使ってみてください。
胃をケアするキャベツと人参
胃の働きが弱まると疲れやすい体になると考えられています。そこで胃のケアをしてくれる食材も欠かせません!今回はキャベツと人参を入れて、胃の働きもアップするお味噌汁に仕上げました。
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疲れをケアするお味噌汁の作り方、いかがでしたか?
体に元気が満ち溢れているだけでお仕事がサクサク進むし、プライベートも充実した時間が過ごせるもの。一日のスタートである朝食に、薬膳みそ汁をプラスして今日という一日を元気に過ごせる人が増えますように。
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紹介してくれた朝美人アンバサダー
倉口ゆうみさん(薬膳ライフバランスプランナー/コラムニスト/講師)
会社員時代、岩手から神戸まで月一で学びに通い薬膳の上級資格を取得。現在は、薬膳ライフバランスプランナーとして体質カウンセリング、薬膳レッスン、メニュー監修、コラム執筆をしています。簡単・美味しい・体が喜ぶ〝薬膳ずぼら飯″を考えるのが得意。趣味は、器収集、文字を紡ぐこと、週末にお酒片手に主人と食事を楽しむこと。 ~日常に、おしゃれに楽しく薬膳を~モットーに、東北に薬膳を広めるため日々発信中です。
■Instagram:@yuumi__kuraguchi
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朝美人アンバサダー2019のみなさんのプロフィールはこちら >>(https://asajikan.jp/ambassador_2019)