週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」水曜日は、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語のイディオム「deep pockets and short arms」の意味って?
今日は「ポケット」が出てくるイディオムを一つご紹介したいと思います。少し皮肉交じりの表現です。
まずは下の会話を見てみましょう。
(Mr.A)“He is stingy.”
(Mr.B)“Yep, he is the CEO of the company but has deep pockets and short arms. “
この “deep pockets and short arms”とは、どんな意味でしょうか?“stingy”の意味を知っている人ならすでにピンときた方もいるかもしれませんね!まず
deep pockets=裕福であること、十分な資金
という意味です。
それに”short arms”がくっつくと
deep pockets and short arms=金持ちのくせにけち
という意味になるのです。なぜだか分かりますか?
これを直訳すると、「ポケットが深くて手が届かない」つまり、届かないからお金が出ないということです。
厳密には”short arms”は短い腕という意味ですが、short arms=タダならすぐに手を出す、というあまり良くないイメージがある言葉です。
ちなみにstingyは
stingy=ケチくさい
という意味。つまり最初の会話は
(Aさん)「彼はケチだ。」
(Bさん)「そうだよ、社長で金持ちのくせにケチだ。」
というやり取りでした♪
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)