朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『面倒くさい日も、おいしく食べたい！』。
忙しい毎日だけどおいしく食べるためにできることがある。暮らし上手な人たちを数多く取材し全国を飛び回る著者が、自身の肩ひじ張らないごはん作りの秘訣を紹介します。
『面倒くさい日も、おいしく食べたい！』
著者：一田憲子
出版社：SBクリエイティブ
おいしいごはんを食べたい。ちゃんと作って食べたい。でも、忙しい日々のなかで時間をやり繰りしながら、毎日ていねいにごはんを作るのはなかなかむづかしいですよね。
今日はごはんを作るのが億劫な日。そんなとき、著者の一田さんの奥の手は、夕食作りの「敗北宣言」をしてしまうこと。何皿も食卓に並べようとせず、ひと皿だけしか作らないと決めて、キッチンに立つ。すると気持ちが楽になって、おかずがいくつか加わっていることもあるそうです。ひと皿だけの「敗北宣言」は、手間暇かけずにおいしいごはんを作るための小さなマジックかもしれません。
「これだけは絶対においしい」という少ない品数を繰り返し作る、「おいしい組み合わせ」を知り食卓にリズムを作る、乾物料理を主役に抜擢するなど、著者が忙しい暮らしのなかから編み出したごはん作りのコツを紹介しつつ、パパッと作れておいしい料理のレシピを公開しています。
忙しい日々に追われていたら、ちょっとだけ肩の力を抜いてみる。無理せずにおいしいごはん作りをするヒントがきっと見つかります。
一田憲子さんの本、以前ご紹介したこちらもぜひどうぞ。
＊『丁寧に暮らしている暇はないけれど』
Love, まっこリ〜ナ
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