今日のカフェボンボンは、新刊『ひと皿の小説案内』。
海外小説50篇に登場する食事を忠実に再現。食事シーンが作品への扉を開く一冊です。
『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』
著者:ディナ・フリード/監修・訳:阿部公彦
出版社:マール社
ゴージャスな食事から質素なものまで、小説に描かれたさまざまな料理が登場する。『グレート・ギャツビー』のきらびやかなオードブル、『オン・ザ・ロード』のアップルパイとアイスクリーム、『ハイジ』のおじいさんが作るチーズトースト……。
写真には食事シーンの抜粋文が添えられていて、ひと皿から物語の世界へとイマジネーションが広がってゆく。主人公の暮らしぶりや気分を想像しながら、フルーツの甘い香りやスパイスの匂いを味わいたい。
『若草物語』や『秘密の花園』に登場する食べ物も。大好きだった懐かしい物語をまた読みたくなります。
ひと皿の小説の「朝時間」は、『太陽がいっぱい』より。イタリアの輝く陽光を感じる大皿のパスタ料理です。
Love, まっこリ〜ナ