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雪の日に読みたい絵本『ふゆのき』

 
『ふゆのき』(作:ふりやなな/出版社:福音館書店)
『ふゆのき』(作:ふりやなな/出版社:福音館書店)

雪が降り積もるなか、一本の木に鳥たちがやってきます。

赤や黄色の鳥たちが一羽ずつ、冬枯れの枝に止まります。すると、冬枯れの木が急に明るく色づきます。

著者は、スロヴァキア在住の絵本作家・降矢奈々さん。仕事場の窓から見えるクルミの大木をイメージして描いたそうです。

鳥たちがいなくなると、木はまた真っ白な雪におおわれて、静けさに満ちた冬景色が広がっている。

このうえなくシンプルで楽しい絵本です。雪の日には、以前ご紹介した『ゆきのねこ』もおすすめです。

Love, まっこリ〜ナ

 

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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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